がぶり寄りのイメージ

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今回は2022年の誕生日で20歳を迎えたばかりという若手バリバリの大相撲力士、伊勢ヶ濱部屋の熱海富士(あたみふじ)関をご紹介したいと思います。

熱海富士関は高校在学中の2020年11月場所に初土俵を踏むと、素晴らしいスピードで出世街道をひた走り、22年3月場所には十両昇進、同11月場所には新入幕を果たしている大器。

左を差しての鋭い寄りで白星を重ね、さらなる躍進を目指しています。

では、熱海富士の出身高校や中学はどこ?母親や父親等の家族!と題し、熱海富士関の人物像に迫っていきたいと思います。

ぜひ最後までお付き合いください。

熱海富士の出身高校

しこ名に「熱海」とある通り、熱海富士関のご出身は静岡県の熱海市。初土俵から所要12場所での新入幕は、歴代8位タイのスピード出世です。将来の大関・横綱を目指しています。

そんな熱海富士関の出身高校は、静岡県沼津市にある飛龍(ひりゅう)高等学校です。同じ伊勢ヶ濱部屋の翠富士関の後輩にあたります。

高校時代の熱海富士関は、2019年全国高等学校相撲選手権(インターハイ)団体戦ベスト8に貢献したものの、翌年はコロナ禍で大会が軒並み中止。ちょっぴり不完全燃焼、残念な思いの残る高校生活だったかもしれません。

ですが、高校進学時130kgだった体重は170kgに。素質に目をつけた伊勢ヶ濱親方にスカウトされると、在学中の2020年10月には入門が発表されました。(※熱海富士関の本名は武井朔太郎さんです)

熱海富士関は2020年11月場所が初土俵。翌21年1月場所では序ノ口優勝を果たしていますが、この時はまだ高校生だったんですね。入門前からすでに体も技もケタ違いだった様子がうかがえます。

ちなみに、飛龍高等学校は静岡県沼津市にある私立高校。普通科総合スポーツコースがあり、相撲以外にもバスケットボールの強豪として知られています。また、同じ伊勢ヶ濱部屋の翠富士関や颯(はやて)富士は熱海富士関の先輩です。

熱海富士の出身中学

熱海富士関の出身中学校は静岡県の熱海市立熱海中学校です。

こちらは静岡県相撲連盟の公式フェイスブックから、2017年の静岡県中学生相撲選手権の様子です。写真2枚目の右側が準優勝の熱海富士関ですね。(※優勝は現時津風部屋の吉井虹)

同年全国大会では個人5位という成績を残していました。すでに当時から強かったんです。

一方、愛されキャラだったせいか、十両昇進の際には中学時代の恩師からのコメントがいくつか紹介されていました。

中3時の担任・安濃勇太さん「(中学時代の関取になるという夢を実現し)まさに有言実行。その陰に人一倍の努力があったと思う。(勝ち越し後の表情に)中学時代と変わらない。気持ちの入ったいい表情だった」(※あなたの静岡新聞
美術の授業担当・吉留一将さん「(熱海富士の)活躍は一つの光であり希望。(市立)熱海中学校の卒業生として誇らしい」(※東京新聞

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とても印象に残る生徒さんだったんでしょうね。それとも、体が大きくて目立ってただけ?

熱海富士の母親

熱海富士関の母親は武井奈緒さんというお名前で、熱海富士関の十両昇進が決まった時の報道(2022年1月)では年齢が42歳となっていました。

後援会発足時の記者会見でインタビューに答えられています。(※出演は25秒付近から)

こんなに早く関取になれると思ってなかったんですけど、稽古をとにかく頑張っていると聞いていますので、親方や部屋の先輩方の言う事を聞いて今後も頑張ってほしいと思います」(母・奈緒さん)

熱海富士関は2002年9月3日生まれの20歳。(2022年11月現在)つまり、母・奈緒さんの22歳くらいの頃のお子さんということになりますね。生まれた頃は、まさかこんなに大きく育つとは思っていなかったかも笑

ちなみに、柔道をやられていた小学生時代の熱海富士関に、わんぱく相撲に出るよう勧めたのが母・奈緒さんだったそうです。その点でも“生みの親”でした!

普段は稽古や本場所、巡業などでお忙しい熱海富士関ですから、直接会う機会は少ないのかもしれませんが、地元の熱海から温かく見守っているのは間違いないでしょうね。

熱海富士の父親

熱海富士関の父親についての情報は一切なく不明。報道などを総合すると、もしかすると母子家庭だったのかもしれません。

熱海富士関は千葉県生まれで小学校2年生の時に熱海(熱海市立第二小学校)へと転校。また、熱海富士関はものすごい大食漢だったため食費が大変。家計を支える母・奈緒さんをサポートするために皿洗いのバイトをされたというエピソードもあります。(※あなたの静岡新聞

詳しい事情は伏せられているのでこれ以上は想像になってしまいますが…

学生時代、熱海富士関の無限大の胃袋を満たしたのがこちら、三島市にある光玉母食堂めししんちゃん

店主は三島市相撲連盟の会長を務める杉山信二さん。熱海富士関を小学生時代から指導し、高校時代には一時下宿させていたこともあるのだそう。どうやら皿洗いもこちらでやられていたようです。

しんちゃんのお客さんの中には「ここはもう第2の実家くらいの感じ」と言われる方がいらっしゃいましたが、熱海富士関もそんな感覚だったのかもしれません。とすると、杉山信二さんに父親の影を追っていた可能性も?

熱海富士の家族

熱海富士関には妹さんがおり、お名前は陽奈さん。2018年には全日本女子相撲選手権中学生超軽量級(50kg未満)で準優勝された経験を持つ、相撲女子ならぬ女子相撲の選手なのでした。

こちらは小学生時代の陽奈さん。目元の感じが(一番左)兄・熱海富士関と似てらっしゃいますよね。

また、2022年4月には国際女子相撲選抜堺大会軽量級で3位となりました。(写真下の段真ん中)中学卒業後は兄と同じ飛龍高校へと進学。翠富士関や兄の恩師でもある栗原大介さんの指導のもと、日々稽古を重ねているんです。

階級が軽量級ですから、熱海富士関ほどの食事量ではないだろうと思いますが笑、兄妹そろってのアスリートというのはなんだかかっこいいですよね。

まとめ

今回は熱海富士の出身高校や中学はどこ?母親や父親等の家族!と題してお送りしてまいりました。

  • 熱海富士関は静岡県の飛龍高等学校を2021年春にご卒業されています。
  • 出身中学校は静岡県の熱海市立熱海中学校です。
  • 母親は武井奈緒さん。小学生時代にわんぱく相撲に出るよう勧めた方だそうです。
  • 妹は陽奈さん。兄の母校・飛龍高校で女子相撲の選手として活躍しています。

という結果となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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