フィリピン国旗と日本国旗

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今回は異色の国際派女子プロゴルファー笹生優花(さそうゆうか)さんのご家族についての話題をご紹介していきたいと思います。

笹生優花さんは海外メジャーの最高峰ともいわれる全米女子オープンの2021年のチャンピオン。当時の年齢は19歳11か月17日!史上最年少タイでのメジャータイトル奪取に世界がどよめきました。

そんな笹生優花さんですが、実は日本とフィリピンの二重国籍だった期間もあり、ゴルフで世界を目指すがゆえの複雑な事情がありました。

では、笹生優花の父親と母親の職業や兄弟等の家族!国籍や読み方!と題し、笹生優花さんの家族関係などについて詳しく解説していきます。

ぜひ最後までお付き合いください。

笹生優花の父親

笹生優花さんは2001年6月20日、日本人の父・正和さんとフィリピン人の母・フリッツィさんの間にお生まれになりました。4歳頃まではフィリピンで過ごされています。

一時日本に帰国されますが、8歳の頃に母の母国であるフィリピンに拠点を置きプロゴルファーを目指した経緯があります。そんな笹生優花さんのゴルフ人生にとって非常に重要な人物の一人が父・正和さんです。年齢は2022年で64歳と思われます。

ちなみに、ご家庭ではフィリピン語と英語だったのだとか。現在ではご覧の通り、日本語も素晴らしいです!

もちろん英語もOKですよね。

笹生優花さんが父・正和さんとともに歩んだゴルフ人生については2021年の週刊現代に詳しい記事が掲載されていますので、興味がある方はぜひご覧になってみてくださいね。

エピソードをかいつまんでご紹介すると…

正和さん自身もシングルプレーヤー。日本の小学校になじめず友だちができない笹生優花さんを見かねてゴルフ場に連れて行った
“ゴルファーになりたい”という笹生優花さんに対し、独学で基礎トレーニングのプログラムを組み実践。じっくりと体作りに励んだ
ゴルフ漬けのライフスタイルのためにフィリピンへと拠点を移す。父とともに厳しいトレーニングを重ね、海外ジュニアの大会を転戦し経験を積んだ

愛する娘のために、とはいえここまで徹底して打ち込める方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。

笹生優花さんが若くして世界レベルで戦っていけるゴルファーとなるには、やはりこうした積み重ねがあったんですね。

笹生優花の父親の職業

そんな笹生優花さんをゴルフに導いた父・正和さんは、不動産賃貸業を営む事業家でした。

前項でご紹介した週刊現代の記事では

もともとはJRの職員だった正和さんは、退職金を元手に千葉で運搬業を起ち上げ、現在は東京の下町で不動産賃貸業を営んでいる

と紹介されていました。また2020年、笹生優花さんが昭和大学病院に寄付をされたことを伝える記事では…

正和さんが現在は東京都品川区が拠点であること、城南信用金庫をメインバンク(事業の?)とされていることなどに触れられています。娘のゴルフと同様、事業も順調なようですね。

笹生優花の母親

笹生優花さんの母親はフリッツィ(Fritzie)さんといわれ、夫の正和さんとは年齢が20歳離れた年の差婚でした。お姿はこちらの日刊スポーツのサイトでご覧いただけます。

すごく可愛らしい感じの女性ですよ。

前項でご紹介した週刊現代の記事では、正和さんがこちらのように語っています。

友人の奥さんがフィリピンの人で、連れ立って現地に遊びに行ったんです。食事をしようとなったとき、彼女が連れてきた会社の同僚が、いまの妻でした

つまり、正和さんの友人の妻の同僚だったということですね。当時、どんなお仕事をされていたのかについては触れられておらず分かりません

こちらのフィリピンのゴルフメディアTribune Golfの公式フェイスブックの投稿には、母・フリッツィさんのインタビューが掲載されていました。(※英文です)

ゴルファーを目指し厳しい毎日を送る父と娘。“そんなに厳しくしなくても”と優しい気持ちで見守る母。時には両者が対立することもあったのだそう。

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笹生優花さんは現在アメリカツアーに参戦されており、フリッツィさんと一緒に過ごせる時間はそう多くはないようですが、フリッツィさんが娘の活躍をとても応援されていることがわかるインタビューでした。

笹生優花の兄弟

笹生優花さんは5人きょうだいの長女です。調査できる範囲でご紹介すると…

  • 長男:(斉藤)貴正
  • 長女:優花
  • 次女:ひろみ?
  • 次男:龍聖(双子)
  • 三男:竜児(双子)

というお名前だそうです。実は大家族なんですね。

ただ、笹生優花さんとの年齢差やどの分野で活躍されているかなどについては情報がなく不明でした。

笹生優花の家族

笹生優花さんのご家族は父・正和さん、母・フリッツィさん、そして笹生優花さんを含めたきょうだいが5人、合計7人家族ということがわかりました。

とはいえ、本格的にゴルフを目指すようになった笹生優花さんは、小学3年生になるとフィリピンに拠点を移します。その他のご家族はみなさん、日本にお住まいでした。

笹生優花さんがフィリピンに渡ったのには、フィリピン(ブラカン州)には母方の祖父・祖母がおり、そこから学校に通えるという背景もあったようです。(※JGAの記事

ちなみに、フリッツィさんの実家の近くにゴルフ場があり、父・正和さんがそのゴルフ場のメンバーになったため、練習環境がすごく整ったのだとか。アイデアも素晴らしい。

笹生優花の国籍

笹生優花さんの国籍は日本です。2021年の東京オリンピック後に日本国籍を選択されました。

日本国籍選択以前、2021年に全米女子オープンを優勝されたときは、フィリピン出身者初の快挙として報道されました。また、東京オリンピックにはフィリピン代表として出場されています。

国籍選択についてはAFPの記事に詳しいインタビューがありました。

現行の日本の法律では二重国籍は許されておらず、21歳になるまでにフィリピンか日本かどちらかの国籍を選択しなくてはなりませんでした。インタビューでは…

私はフィリピンで育ち、大きな大会にもフィリピン国旗が名前の横にある状態で出場してきたから、大きな決断だった
(判断は)とても難しかった。自分はプロゴルファーで、仕事のためになる決断をする必要があった

と語っています。さらに「できれば、自分がフィリピンを捨てたとは思わないでほしい。自分はフィリピンを愛している。日本も愛している」と続けています。

かなり悩んだ末の選択だったことがよくわかります。

国籍は日本ですが、笹生優花さんにとっての母国は2つあるということですね。

ちなみに、笹生優花さんの出身地は、生まれ故郷で小学3年生以降学生時代を過ごしたフィリピンと考えていいかと思いますが、メディアの中には「東京都」とするものも見受けられました。

笹生優花の読み方

笹生優花さんのお名前の読み方は「さそうゆうか」です。英語表記では「Yuka Saso」となっていますが、読み方は“ゆか”ではなく“ゆうか”だそうです。

また、名字の「笹生」は“ささお”“ささおい”と読む方もおり、千葉県にルーツがあるといわれているそうです。

父・正和さんは現在東京都内に拠点を置いていますが、出身は千葉県なのかも知れませんね。

まとめ

今回は笹生優花の父親と母親の職業や兄弟等の家族!国籍や読み方!と題してお送りしてまいりました。

  • 笹生優花さんの父親は正和さん。笹生優花さんのゴルフの基礎をつくった人物でした。
  • 母親はフィリピン出身のフリッツィ(Fritzie)さん。厳しい父とは対照的に娘を優しく見守った女性です。
  • 5人きょうだいの2番目。総勢7人という大家族の一員です。
  • お名前は「さそうゆうか」。フィリピン代表として出場した2021年東京五輪後に日本国籍を選択されました。

という結果となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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