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第1回 B1残留を決めた海賊たちの総帥かく語りき。

ラジカルに、そして海賊らしく。
~横浜ビー・コルセアーズCEO岡本尚博さんに聞く②~

6月26日、横浜ビー・コルセアーズが、2017-2018シーズンを戦う契約選手発表会見を行い、会場にビーコルブースターを招待した中で、岡本CEO自ら、新たな海賊たちをお披露目しました。

高らかに発表されたネクスト・ビーコル! その内容は想像以上にインパクトのあるものでした。

画像: 新シーズンを戦う海賊たちの名前を読み上げていく岡本CEO。その表情と声から、総帥の大きな手応えを感じた。

新シーズンを戦う海賊たちの名前を読み上げていく岡本CEO。その表情と声から、総帥の大きな手応えを感じた。

入れ替え戦の終了直後に、岡本CEOはこう語っていました。

「僕自身、このチームは2年目からが、本当のチームと思っていましたから、ベースはこのチームで行きたいっていう希望はあります」

ネクスト・ビーコルの構成は、その言葉通りに行われ、エース川村卓也選手をはじめとする昨季のメンバー8名に加えて、ジェイソン・ウォッシュバーン選手の残留が決定。

さらには新戦力、京都ハンナリーズから移籍して来た佐藤託矢選手、そしてアメリカ帰りの大物ルーキー田渡 凌選手の加入が発表され、魅力度、イケメン度、そして戦力も、大幅にアップしたネクスト・ビーコルが出来上がったのです。

ジェフリー・パーマー選手も獲得に向けて交渉を継続しており、これまでの戦力をベースにさらなる強化を施した布陣に早くも胸が高鳴ります。

ズラリと勢揃いしたネクストの海賊たち。ルックス、実力、こんなにも個性溢れるメンツを擁するバスケチームが他にあるでしょうか? ビーコルがパワーアップしました!

画像: 2017-18シーズンを戦う新たな海賊たち。ここに山田謙治選手、ウォッシュバーン選手が加わる。ジェフリー・パーマー選手の契約も交渉が進んでいる。

2017-18シーズンを戦う新たな海賊たち。ここに山田謙治選手、ウォッシュバーン選手が加わる。ジェフリー・パーマー選手の契約も交渉が進んでいる。

ビーコルブースターは、なかなか発表されない来季のメンバー発表にヤキモキしながらこの日を待っていました。川村卓也選手は来季も残ってくれるのか? 高島一貴選手は? 竹田 謙選手のまさかの兼任HCはあるのか? そしてウォッシュバーン選手の去就は? 愛すべき海賊たちがゆえに、ブースターも気になってしょうがなかったのです。

6月28日19時30分の発表会見まで、一切情報がなく、岡本CEOが、ひとり、ひとり海賊たちの名前を呼び上げる度に、ビーコルブースターは湧き立ちました。

川村卓也選手は、昨季、悔しい想いをさせてしまったビーコルブースターと来季も共に戦うことを選び、ブースターは、誇り高き唯一無二のエースを万雷の拍手で迎えました。

「来季は、移籍して来て1年目というわけではないですし、ビーコルの中心選手として責任感を持ってやりたいと思っています。プレー面以外でも成長を求められている部分が非常に大きいと思うので、もっとプレーに磨きを掛けて、精神的にもチームに安心感を与えられる、喝や、エネルギーを引っ張り出せるような選手を目指して、自分を作っていきたいと思っています」

画像: 晴れやかな表情でビーコルブースターに挨拶した川村卓也選手

晴れやかな表情でビーコルブースターに挨拶した川村卓也選手

そして、期待の新戦力、京都ハンナリーズから移籍してきた佐藤託矢選手。川村卓也選手に続く、二人目の“タクヤ”です。

「岡本CEOからオファーをいただいて、お話を聞いて、僕にとって魅力のあるチームだなと思いました。岡本CEOの熱意がすごく伝わってきて、この社長のもとでプレーしたいなという気持ちになりました」

画像: 京都ハンナリーズから移籍し、海賊入りした佐藤託矢選手。岡本CEOの猛アタックが彼の心を動かした。

京都ハンナリーズから移籍し、海賊入りした佐藤託矢選手。岡本CEOの猛アタックが彼の心を動かした。

佐藤選手が、ビーコル入りを決めた理由がもう一つあります。

「ビー・コルセアーズは、今までの長いバスケット人生の中で縁のある選手が多いチームなんです」

佐藤選手は、かつて和歌山トライアンズで川村選手と、さらには高島一貴選手とも、チームの経営破綻などの苦難を共に乗り越え戦ったことがある選手です。

高島選手も、佐藤選手のことをこう語ります。

「つくばロボッツで半年間、辛い想いを一緒に過ごしたひとりですし、一緒に和歌山トライアンズに行ったメンバーです。僕と託矢は、タク(川村卓也選手)と一緒にプレーもしていましたから、来いよ、来いよっていう話もしていたんです。彼みたいな選手はウチにとっては、すごい必要だと思います」

画像: 佐藤選手と高島選手。共に苦難の時を乗り越えて来ただけに息もピッタリ。コートでもツーカーのコンビネーションを魅せてくれるはずだ。

佐藤選手と高島選手。共に苦難の時を乗り越えて来ただけに息もピッタリ。コートでもツーカーのコンビネーションを魅せてくれるはずだ。

新加入のもう一人は、アメリカ帰りの大物ルーキー田渡 凌選手。その名前が、岡本CEOからコールされたとき、会場のマスコミ陣と、ビーコルブースターはどよめき、その歓声は一段と大きくなりました。

「このチームに可能性を感じています。失礼な話なんですけど、去年あまり勝てなかったチームと聞いていて、これまでにそういうチームでプレーをした時に、楽しさを感じたり、自分が成長したなって感じることが多かったので、決断しました」

さすがアメリカ帰り。ルーキーとは思えない強気のモチベーションは頼もしくなります。

田渡選手は、バスケットボールの名門京北高等学校を卒業して渡米。ドミニカン大学ではキャプテンも努めました。

岡本CEOは、田渡選手のことをこう話してくれました。

「彼はチャレンジャー。チャレンジャーが選ぶチームとしては、ウチは最高だと思うんです。今季ビーコルは不甲斐ない状態だったけど、彼が入って、来季、既存のビッグネームに挑戦状を叩きつけて、噛み付いて、上昇して行く。彼のスピリットが、ウチを選んでくれたんじゃないかなと思っていますね」

戦力としてはもちろんのこと、田臥勇太選手(現 リンク栃木ブレックス)と富樫勇樹選手(現 千葉ジェッツ)に続く、アメリカ帰りのバスケットボーラーに注目は大きくなるはずです。

「バスケットの好きな人、Bリーグが好きな人は、田渡 凌っていう選手は、注目していたと思うんです。今日の会見で田渡 凌の入団を発表したときの会場の反応は、ものすごいものでした。早くファンの皆さんにプレーを観てもらいたいですね。EARLY CUPで、いきなり千葉ジェッツとやることが決まっていますから、ユニバーシアードの行方もありますけど、富樫と田渡のマッチアップをお見せ出来ます。実現したら、これは面白いですよ!」

田渡選手に、ビーコルをどんなチームしたいかを聞いてみます。

「勝てることが習慣づくようなチームにしていきたいです」

頼もしきビッグルーキーが、海賊入りして岡本CEOもご満悦でした。

画像: 田渡 凌選手。バスケットボールの名門京北高等学校を卒業して渡米。ドミニカン大学ではキャプテンも努めた。

田渡 凌選手。バスケットボールの名門京北高等学校を卒業して渡米。ドミニカン大学ではキャプテンも努めた。

そして、来季もビーコルで闘うことになった高島一貴選手にもお話を伺いました。

「本当に勝てるチームを求めて、ギリギリ最後まで悩んだんですけど、苦しい想いをしたこのメンバーとまた戦いたかったんです。この個性の強いメンバーがまとまった時は本当に強い。そこを、まだ信じている自分が、たぶんいるんでしょうね。今度は残留プレーオフではなくて、ファイナルの舞台に上がれる。このチームは、それだけのポテンシャルを持っていると思っていますから。

それと応援してくれたビーコルブースターさんたちにも、昨シーズンは辛い想いをさせてしまったので、来季はプレーオフに連れて行ってあげたい。また、このチームで、自分の仕事をしっかりとやって、それを実現させたいんです」

画像: ビーコルのポテンシャルを強く信じていると語っていた高島選手。このメンバー、そしてビーコルブースターと共に戦いたい。その想いがビーコル残留を決断させた。

ビーコルのポテンシャルを強く信じていると語っていた高島選手。このメンバー、そしてビーコルブースターと共に戦いたい。その想いがビーコル残留を決断させた。

来季のビーコルは面白い! 総帥が語るネクスト・ビーコルへの手応え。

岡本CEOは、佐藤選手獲得のときのことをこう話してくれました。

「京都駅へ日帰りで会いに行って、2時間ぐらい話をしました。『ウチでいいんじゃない』って言って契約書を『嫌なら返してくれ』って言って渡していたんです。で、今日サインして持ってきたんです。もちろん、その前には口頭で合意には達していたんですけどね」

さらには田渡選手、そしてウォッシュバーン選手のサインはこの会見の直前だったそう。

会見前の朝、ビーコルの公式ツイッターで『陽が差して来て、気持ちの良いお天気になって来ました。今から洗濯間に合うかなぁ』といった謎めいたツイートが投稿されて、ブースターは“洗濯”=“ウォッシュ”じゃないか!? と、ざわつかせました。

「会見の直前に、ウォッシュバーンサイドからメールでサインした書類が来て、何とか決まって発表出来るぞと。今日発表出来て本当に良かったですね」

あとは、ここに新たに外国人選手が二人加わります。ジェフリー・パーマー選手は、継続交渉中でポジティブな状況だそう。

「もう一人は、今からラスベガスとか、アメリカのいろいろなショーウィンドウも開いて来ますし、そこら辺からデータを取って、じっくり、古田(古田 悟、来季よりヘッドコーチ)と、尺野(尺野 将太、来季よりアソシエイトコーチ)と話し合って決めたいと思っています」

さらにフォトジェニックな選手が集まった来季のビーコル。彼らが、ビーコルのユニフォームを着て戦う姿は、今想像しただけでも胸が高鳴って来ます。

「ゾックゾクするやろって感じですよね。僕もそう思います」

岡本CEOの話しぶりから、今回獲得したメンバーへの大きな手応えを感じました。

「昨季、残留プレーオフに回ってしまったことをベースにしながら、新たなピースを加えました。かつ、昨季、尺野がヘッドコーチ代行としてチームの特徴をしっかりと掴んだ上で、来季の戦術、戦略を練れることが出来る。古田も昨季二ヶ月、一番悪い状態のチームを見た上で、新シーズンでヘッドコーチに就任するわけです。選手たちもベテランが多く、IQが高い選手が多いから、同じ轍は踏まないと思う。となるとね、単純に計算すると、かなりいいんですよ」

「新シーズンのビーコルは、強いとは言い切らないけど、“面白い”と思います! いろんな面白さを見せてくれる選手たちを選び、揃えられたと思っています。上位チームの壁は厚いのは分かっていますが、そこに我々ビーコルがどれだけ食いついていけるか。新たな海賊たちの戦い、面白いと思います!」

画像: ネクスト・ビーコルへの大きな手応えをポーズに表してくれた岡本CEO。愛すべき海賊たちの総帥は、茶目っ気たっぷりだ。

ネクスト・ビーコルへの大きな手応えをポーズに表してくれた岡本CEO。愛すべき海賊たちの総帥は、茶目っ気たっぷりだ。

「新シーズンの横浜ビー・コルセアーズにぜひご期待ください!」

新シーズンの船出へ着々と準備を進める横浜ビー・コルセアーズ。しかし、ここまでの航海は、難破あり、座礁あり、実に苦難の連続でした。次回は、岡本CEOがいかにしてこの困難の航海を乗り越えて来たのか? 大逆転のビーコル、波乱万丈のストーリー! どうぞお楽しみに!

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