横浜ビー・コルセアーズ岡本CEO・ロングインタビュー連載、これまでの記事はこちら↓
第1回 B1残留を決めた海賊たちの総帥かく語りき。
第2回 ビーコルが来季の選手体制を発表!海賊たちの総帥が語る来季への大きな手応え
第3回 地域の宝、横浜ビー・コルセアーズを救え!

ラジカルに、そして海賊らしく。
~横浜ビー・コルセアーズCEO岡本尚博さんに聞く④~

“勝つことに付随するエンターテインメントが、ファンサービスである”

岡本さんは、スポーツをビジネスとしてやって行く中で、こういった独自のイズムを貫いています。このことは、岡本さんがかつて球団代表をしていた欽ちゃん球団・茨城ゴールデンゴールズで、萩本欽一さんから数多く学んだことがベースになっています。

画像: 横浜ビー・コルセアーズCEO岡本尚博さん。

横浜ビー・コルセアーズCEO岡本尚博さん。

「僕のこの考えは昔からあったんですけど、より明確になってはっきりさせたのは、欽ちゃん球団で代表をやっていたときです。あのときに萩本さんと4年ぐらいみっちりやりました。茨城ゴールデンゴールズは、僕と萩本(欽一)さんとで作ったんです」

茨城ゴールデンゴールズは、メインストリームのNPB(プロ野球)ではないにもかかわらず、様々な観せ方で、欽ちゃん球団として話題を呼びました。野球というスポーツを観せながら、エンターテインメント性も融合させたスタイルは当時、斬新でした。

「あれも実験的ではあったんですけど、萩本さん自身が、当時人気が低迷していた野球をお客さん側に寄せるとどうなるか?をやってみようとスタートしたんです。萩本さんは24時間、大衆芸能、エンターテインメントを考えている方なんです。あのときにエンターテインメントやいろいろなことをすごく勉強させてもらいました」

欽ちゃん球団以降も、bjリーグ、そして横浜ビー・コルセアーズで、岡本さんは変わらずエンターテインメント性にこだわり、それを積極的に取り入れています。

岡本さんにはもうひとつ持論があります。

「当然、強いことは求められているし、強くないといけない。でも強いだけで、本当に共感が得られるのかなって思うんです。これはアイドル論になるんだけど、今の芸能界で人気のある人って完全無欠の二枚目ではない人なんですよ。ツッコミどころがあったり、三枚目とか、お笑いが出来るっていうところ。自分の欠点を見せないと人気が出ないと思うんです。だから強いだけのスポーツチームが果たして本当に人気になるのかなって思うんです」

つまり、あまりに綺麗過ぎて、美人過ぎる、イケメン過ぎる…、スポーツで言えば、ストーリーのない強さでは、共感が得られられないという考え方です。

今季のビーコルには、数々のストーリーがありました。

2月4日の千葉戦で、Bリーグのベストタフショット賞にも輝いたエース川村卓也選手が決めたラスト1.7秒のブザービーターと、5月14日残留プレーオフ1回戦、アウエーの秋田戦で、やはり川村選手がラスト1秒で決めた大逆転のブザービーター、そして5月28日代々木第一体育館、絶体絶命の入れ替え戦で決めたB1残留。あの超絶ともいえる大歓喜の数々は、ビーコルでないと味わえないドラマティックなストーリー、ビーコルならではの歓喜のカタルシスでした。

画像: 2月4日千葉戦、ラスト1.7秒エース川村卓也選手が決めたブザービーター勝利での大歓喜。Bリーグ初年度シーズンのベストタフショット賞にも輝いた。

2月4日千葉戦、ラスト1.7秒エース川村卓也選手が決めたブザービーター勝利での大歓喜。Bリーグ初年度シーズンのベストタフショット賞にも輝いた。

画像: 5月14日残留プレーオフ1回戦。完全アウエーの秋田戦ラスト1秒で、またもや川村選手が決めたブザービーター。ブースターは大歓喜。(写真提供:横浜ビー・コルセアーズ)

5月14日残留プレーオフ1回戦。完全アウエーの秋田戦ラスト1秒で、またもや川村選手が決めたブザービーター。ブースターは大歓喜。(写真提供:横浜ビー・コルセアーズ)

画像: そして、5月28日絶体絶命の入替戦で、選手とブースターみんなで掴んだB1残留での大歓喜。

そして、5月28日絶体絶命の入替戦で、選手とブースターみんなで掴んだB1残留での大歓喜。

「弱さも共有してもらっているからこそ、あのブザービーターのように、勝ったときには、これまでにうっせきしたものが一気に爆発するんです。あのカタルシスは、ビー・コルセアーズの現段階でのフェーズだと思います。もちろん、それがずっといいわけではないと思っています。ブースターに喜んでもらうためには、強さの部分でも成長しないといけない。今やっていることが正しいかどうか、今は答えが分からないですが、僕が引き受けちゃった以上やるしかないし、やるだけです」

あの勝利のカタルシスをまた味わいたくて、またアリーナに行きたくなる。応援したくなる。それはビーコルの魅力のひとつです。他にもビーコルの魅力といえば、イケメンが多いこと。6月26日に発表された2017-18シーズンの新しい布陣も、そのイケメン度がさらにアップされていました。

次回は、なぜビーコルにはイケメン選手が多いのか? 岡本さんに直球質問しました!

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