横浜ビー・コルセアーズ入れ替え戦レポート①

一筋縄ではいかぬ個性派揃いの海賊たちを擁したバスケ集団、横浜ビー・コルセアーズ。一見、バラバラとも見える彼ら海賊たちは、これまでチームの危機で幾度となく踏ん張り、応援するブースターと観るものを大歓喜に導いて来ました。

画像1: 横浜ビー・コルセアーズ入れ替え戦レポート①

bjリーグ時代の経営破綻、Bリーグ発足時に絶対無理と言われたB1入り、そしてBリーグ初年度の大トリ試合で負ければ降格という絶体絶命の剣ヶ峰で選手たち自身の力で決めたB1残留。正直、こんなにスリリングでタフなチームを観たことはありません。

そして、これでもかのタフな逆境を乗り越えた時の、あの大歓喜のカタルシスは、一度味わってしまうとまた味わいたくなる。あの海賊たちの旗のもとに参加し、共に戦いたくなる。横浜ビー・コルセアーズというチームは、そんな中毒性すらもっています。

5月28日、国立代々木競技場第一体育館で、広島ドラゴンフライズと雌雄を決する入れ替え戦に挑んだ海賊たち。ここで、負ければ、B2降格。これまで岡本CEOを筆頭にしたビーコルのスタッフたちが、必死の踏ん張りで経営破綻からチームを再生させ、なりふり構わない懸命の努力で掴んだ奇跡とも言えたB1入りを失ってしまうのです。

代々木第一体育館のアリーナはとても格調高く、コートに入った瞬間にヒヤッとした空気にドキッとするほどの緊張感、ティップオフ前から重苦しい空気に支配されていました。

画像2: 横浜ビー・コルセアーズ入れ替え戦レポート①

その重苦しい空気を少しでも和らげ、盛り上げてくれたのが、B-ROSEたち。海賊旗を手にB1残留への願いを込め、さらなる気持ちのこもったパフォーマンスをこの格調高きアリーナで繰り広げます。

画像3: 横浜ビー・コルセアーズ入れ替え戦レポート①

ビーコルブースターも、海賊たちの旗のもとに大勢駆けつけていました。B1残留への想いをひとつに、アリーナ中に轟かせる大ブースト!GO!GO!ビーコル!!

画像: Bリーグ初年度最後の試合で 5,014名の観客が訪れ、横浜はもちろん広島からも大挙ブースターが駆けつけた。

Bリーグ初年度最後の試合で 5,014名の観客が訪れ、横浜はもちろん広島からも大挙ブースターが駆けつけた。

チームの円陣で#42 ジェイソン・ウォッシュバーン選手が雄叫びを上げました! 今季、チームが失速し、この入れ替え戦を戦わなくてはならなくなった要因は自分にある。それはウォッシュバーン選手自身が痛感していたこと。

「自分が怪我をしていた間、JP(#4 ジェフリー・パーマー選手)と、パプ(#10 ファイ・パプ月瑠選手)が40分間出てしまうシチュエーションにしてしまった。そういったことを見る度に、自分がコートにいなかったことでチームに迷惑を掛けていることは自覚していた」

それだけに彼のこの試合への想いと氣魄は、ただならぬものがあったのです。

画像: 円陣の中で、チーム結束への雄叫びを上げるジェイソン・ウォッシュバーン選手

円陣の中で、チーム結束への雄叫びを上げるジェイソン・ウォッシュバーン選手

ウォッシュバーン選手の、氣魄がチームをひとつにしているかのようでした。今日は絶対に勝つ!勝つんだ!と。

画像: ティップオフ直前、ウォッシュバーン選手を中心に海賊たちがひとつになる。

ティップオフ直前、ウォッシュバーン選手を中心に海賊たちがひとつになる。

試合前、ベンチでの尺野将太HCの表情は落ち着いていたように見えました。試合後、尺野HCはこの時のことをこう語ってくれました。

「いい準備が出来ていたんです。休みでコンディションが整えられたこともありますし、メンタル的にも選手たちの気持ちも上がっていました。バスケットボール的にも、頭もクリアにして、狙いどころ、守りどころがはっきり出来て、本当にいい準備が出来たので、あとは、やるだけだなという気持ちが試合前にあったんです。それが、もしかしたら、出ていたのかもしれませんね」

画像: 横浜ビー・コルセアーズ尺野将太HC。今季3月、シーズン途中で急遽チームを指揮することになった若き闘将だ。

横浜ビー・コルセアーズ尺野将太HC。今季3月、シーズン途中で急遽チームを指揮することになった若き闘将だ。

雌雄を決する運命のティップオフ。#1 川村卓也選手は試合後、クラブの公式twitterに秋田ノーザンハピネッツのイニシャル『# NH』が書かれたシューズの写真を公開しています。プレーオフ1回戦、死闘の末に敗退した秋田ノーザンハピネッツの想いも受け継ぎ、エースはこの決戦に臨んでいたのです。

画像4: 横浜ビー・コルセアーズ入れ替え戦レポート①

「いい準備が出来た」と語った尺野HCには、試合前の数日前から決めていた策がありました。

「B2の試合は、オンザコートが1−2−1−2で固定されていたので、恐らく、今日の試合も、いきなり変えてくることはないだろうと予想していました。その中でウチがアドバンテージを取れるところを考えた時に、ウチには(帰化選手の)パプ選手がいる。相手がオンザコート2(外国籍選手と帰化選手を合わせて2名以内のクォーター)の時にパプ選手が、ドラゴンフライズの#0エンダイ選手にマッチアップして十分戦えると踏んだので、今日は敢えて、2−1−1−2とオンザコートをずらして、1Qからインサイドでアドバンテージを取ろう決めていました」

注:オンザコートルール
外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

画像: ドラゴンフライズ#0エンダイ選手と激しいマッチアップを繰り広げる#10ファイ・パプ月瑠(ムール)選手。

ドラゴンフライズ#0エンダイ選手と激しいマッチアップを繰り広げる#10ファイ・パプ月瑠(ムール)選手。

この若き闘将の策は見事にハマる。ドラゴンフライズのスターティング5の外国人選手は、尺野HCの読み通りラマート選手のみのオンザコート1。

もちろん、この入れ替え戦でのルールでは、ドラゴンフライズもオンザコート2を1Qから使うことは出来ましたが、ドラゴンフライズは普段通りの起用で臨むことを選択したのです。

ビーコルは、ウォッシュバーン選手と、パーマー選手のオンザコート2。立ち上がりの得点で一気に攻め、ゲームの流れを手中に収めたいビーコルにとって、この差が大きく影響して行きました。

画像: オンザコート1でドラゴンフライズ唯一の外国人選手となったラマート選手をディフェンスするパーマー選手。

オンザコート1でドラゴンフライズ唯一の外国人選手となったラマート選手をディフェンスするパーマー選手。

尺野HCはこの策に加えて、試合前にこう選手たちに言っていました。

「選手には、出だしをいい形で入れるように、インサイドで攻めれるようにっていうところは強調してきました」

この策の中でのキーポイントは、帰化選手の#10 ファイ・パプ月瑠(ムール)選手でした。パプ選手は、その期待に応え、オフェンス、ディフェンス共に存分に活躍してみせたのです。

「(帰化選手である)パプ選手がいるっていうことが、まずはウチのアドバンテージだったので、それを相手がB2で経験出来てないところを、メンタル的にも攻撃出来るかなと思ったんです。今日、オンザコートをずらして、それが上手く出だしに繋がったかなと思います」

画像: ビーコルの帰化選手#10ファイ・パプ月瑠(ムール)選手。かつては広島ドラゴンフライズでもプレーした。日本語も堪能だ。

ビーコルの帰化選手#10ファイ・パプ月瑠(ムール)選手。かつては広島ドラゴンフライズでもプレーした。日本語も堪能だ。

序盤、ディフェンスが機能し、ドラゴンフライズの得点を一桁に抑えたビーコル。一方で、徹底的なマークを受けたエース川村卓也選手は、思うようにシュートすることが出来ません。

画像: ドラゴンフライズの徹底的なマークに阻まれた川村卓也の得点はわずかに2点だった。

ドラゴンフライズの徹底的なマークに阻まれた川村卓也の得点はわずかに2点だった。

しかし、そこを補うべく猛奮起したのが、最後の最後の試合で怪我の影響が少なくなったジェイソン・ウォッシュバーン選手でした。開始9分50秒でインサイドからの2Pシュートで先制すると、僚友ジェフリー・パーマー選手と共に怒涛のシュートを重ねて行き、1Qを19−8、ビーコルのリードで終えます。

画像: 1Q6分48秒、これまでのフラストレーションを晴らすかのような、凄まじいダンクを決めるウォッシュバーン選手。

1Q6分48秒、これまでのフラストレーションを晴らすかのような、凄まじいダンクを決めるウォッシュバーン選手。

氣魄みなぎるウォッシュバーン選手のプレー。ダンクを決めたときに見せた鬼の表情は、自身の怪我でチームを失速させてしまったことへの怒りと悔しさが入り混じっていました。ビーコルで最も海賊らしい男が、何度も雄叫びをあげ、ビーコルブースターと共にB1残留へ突き進んで行きました。

画像: 雄叫びあげるウォッシュバーン選手の表情には、自身の怪我でチームを失速させてしまった怒りと悔しさが入り混じっていた。

雄叫びあげるウォッシュバーン選手の表情には、自身の怪我でチームを失速させてしまった怒りと悔しさが入り混じっていた。

そしてウォッシュバーン選手は、試合中、何度もビーコルブースターを鼓舞。B1残留への強い想い。選手とブースターがひとつになっていました。

画像1: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

2Qで点差を詰めてきたドラゴンフライズ。ビーコルにとっても、2Qは得点が伸びず、苦しい時間帯になっていました。『Let’s GO!』。ウォッシュバーン選手がビーコルブースターにさらなるブーストを要求します。もっと後押しをくれ!もっと!もっとだ!

画像2: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

#25 竹田 謙選手の存在も光りました。この日、ウォッシュバーン選手、パーマー選手に継ぐ12得点。前半終了時にドラゴンフライズに一桁台にまで詰め寄られたものの、3Qでビーコルの大ベテランがパーマー選手のアシストを受けて得点を重ね、相手に流れを渡しません。

この試合前日、この同じコートで、竹田選手がかつてプレーした栃木ブレックスがBリーグ初代王者になり、竹田選手も大きな刺激を受けてこの試合に臨んでいました。

「栃木は、フロントスタッフでも働かせてもらったすごく思い入れのあるチームなので、本当に感動しました。みんなの顔が浮かんで来て、心からおめでとうという気持ちになりました。プレーの面では自分の二つ下の田臥選手が、ああやって頑張っている姿は、本当に自分のモチベーションになったと思っています」

画像: #25 竹田 謙選手。日本代表も努めたことのある38歳の大ベテラン選手。その豊富な経験といぶし銀の技はビーコルの大きな武器だ。

#25 竹田 謙選手。日本代表も努めたことのある38歳の大ベテラン選手。その豊富な経験といぶし銀の技はビーコルの大きな武器だ。

後半、リードを広げたビーコルは、必死に食らいついてくるドラゴンフライズの追撃を許さず、攻撃のリズムを作らせません。

画像3: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

3Qの途中、ベンチから聞こえて来た『勝たなきゃいけないんだよ!』の檄。声の主は#13 山田謙治キャプテンでした。山田キャプテンは試合後にこう語っています。

「ドラゴンフライズは、去年もNBLでやっているチームなので、(B2だからと言って)力の差がすごいあるとは感じてないですし、勢いに乗せてしまうと怖いチームだということだけは、意識しながらやっていました」

画像: 海賊たちのキャプテンを努める#13山田謙治選手

海賊たちのキャプテンを努める#13山田謙治選手

なかなか得点出来ず、もどかしい時間が続いた川村選手でしたが、切り替え、ディフェンスで貢献。エースの存在はやはり大きなものでした。

画像4: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

後半に入っても、ドラゴンフライズのディフェンスの隙を突いて、シュートを重ねて行ったウォッシュバーン選手はこの試合で27得点をあげ、両チーム通じてのスタッツリーダーとなりました。

「入れ替え戦ということで、すごい感情のこもった試合でした。B1に残るか、上がるかという緊張感があった中で、相手は、僕たちがミスをするのを待っていたと思うんですけど、僕たちがミスをおかさずに、向こうにアドバンテージを取らせなかった。インサイドで得点をして、他の選手もきちんとイージーショットを決めてくれて、それが僕の点数にも繋がったと思っています。

怪我で、ずっとチームを離脱していた中で、やっと自分自身に戻ってこれました」

画像5: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

大差になっても終始途切れることのなかった燃えたぎるようなウォッシュバーン選手の氣魄。勝利を、B1残留を渇望し、なりふり構わず次々にシュートを決めていく勇猛な姿に、この試合に賭ける彼のただならぬ想いを感じずにはいられませんでした。

「チームに迷惑を掛けているっていうことを自覚して、それをモチベーションに変えて日々リハビリしてきました。

戻ってきた時期が、たぶん自分の中ではまだちょっと早かった(完治してるとはいえない)と思ったんですけど、その中でも、やはり僕がいることで、JPとパプに休みを与えることが出来る。その短い時間、たとえ本来の自分の姿ではなかったとしてもプレーしたかった。まだ100%ではないですけど、今日、最後の試合で、自分自身のパフォーマンスが出せました。本当にすごい良い試合が出来ました」

画像6: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

自分が怪我で試合に出れなかったことが、チーム失速の原因。その責任を負ったウォッシュバーン選手。

試合に復帰しても完全とはいえないコンディションで、本来のプレーに持っていくことが出来なかったもどかしさと悔しさ。それを海賊の魂に変換し、最後の最後の試合となったこの大決戦で、本来のプレーを取り戻したウォッシュバーン選手の獅子奮迅の活躍が、チームとブースターを歓喜のB1残留に導いたことは、これ以上にないドラマでした。

画像: ベンチでもチームメイトとスクラムを組みひとつになって声援を送る。ちなみにこれは、パプ選手のフリーシュートに声援を送っていた時のもの。

ベンチでもチームメイトとスクラムを組みひとつになって声援を送る。ちなみにこれは、パプ選手のフリーシュートに声援を送っていた時のもの。

4Q、残り0分26分でパプ選手が、この試合チーム最後の得点となったインサイドからの2Pシュートを決めてスコアは、73-53の大差に。

画像: 4Q 0分26分でパプ選手がインサイドからの2Pシュートを決める。決定的なダメ押し点となった。

4Q 0分26分でパプ選手がインサイドからの2Pシュートを決める。決定的なダメ押し点となった。

残り16秒、試合終了のブザーを待たずに、ドラゴンフライズの選手が手を差し出し、握手を求めました。横浜ビー・コルセアーズのB1残留が決まった瞬間、雌雄を決した決戦がここに幕を閉じたのです。

両チームの選手たちが歩み寄り、互いの健闘を讃え合います。横浜と広島がB1の座を賭け、互いに譲らず、ベストを尽くしに尽くした素晴らしい試合でした。

画像7: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

B1残留が決まり、代々木第一体育館は、割れんばかりのビーコルブースターの歓喜がこだまし、大きな喜びに包まれました。チームとブースターみんなで掴んだこのB1残留を川村選手はチームメイトと抱き合い、心から喜んでいました。

画像8: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

そして、僚友パーマーと抱き合うウォッシュバーン…

画像9: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

歓喜に湧く者、安堵する者、感動に涙する者、そこには様々な表情とドラマがありました。

画像10: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

広島ドラゴンフライズ、そして広島から駆けつけた広島ブースター、手強くも、郷土広島の誇りを持った素晴らしいチームでした。

この運命を分ける試合、実は大きな因縁がありました。ビーコルの尺野将太HCは広島安佐北区出身、ドラゴンフライズの佐古賢一HCは横浜戸塚区出身、ちなみにこの記事を書いている僕も広島生まれです。

試合後に尺野HCに、このことを聞くと

「相手がドラゴンフライズに決まったときは、本当にやだなぁと思いました。本当に今日の試合はやりたくなかったです」

お互いに出来れば、こういった試合でぶつかりたくなかった相手でした。試合後のお立ち台で語った尺野HCの言葉が心に残っています。

「B1だから、B2だからではなくて、強いチームと残留を賭けて争う。自分たちが挑戦者のつもりで、選手たちを送り出しました」

ドラゴンフライズは今後、必ずB1に昇格してくるでしょう。今度はB1でのビーコルとの再戦を心待ちにしたいと思います。

画像11: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

B1残留の喜びをブースターと心ゆくまで分かち合っていたウォッシュバーン選手。

画像12: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。
画像13: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

エース川村卓也は、この歓喜の中で独り、実に複雑な表情を浮かべていました。手で覆い拭っていたのは、涙だったのか? 汗だったのか? それは分かりません。きっとこの試合、そして今シーズンでの様々なことが去来していたのだと思います。その姿に、改めてエースという厳しい重責を垣間見た気がしました。

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それでも立ち上がり、ブースターに拍手を贈り、感謝を伝えた川村選手。

画像15: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

そして、共に戦いB1残留を勝ち取ったビーコルブースターと喜びを分かち合っていた時に見せた、この何とも言えない安堵の笑顔にはグッとくるものがありました。

今季何度もビーコルブースターの声に励まされ、自らを奮い立たせてきたビーコルのエース川村卓也が最後に見せたこの表情こそ、彼の正直な気持ちだと思いました。

画像16: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

千葉ジェッツ戦のあのラスト1.7秒のブザービーター、そしてプレーオフ1回戦でのラスト1秒のブザービーター。これほどまでに、ブースター、ファンの願いを力に変えた選手が他にいたでしょうか。来季もまた川村卓也と共に戦いたい、共に歓喜を味わいたい。そう思ったブースターは多かったはずです。

画像17: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。

三度、土壇場の危機を乗り越えた横浜ビー・コルセアーズ。“大逆転のビーコル”の異名を持つこの海賊集団の力は今回も健在でした。海賊たちの総帥岡本CEOは語ります。

「来季は、ドキドキじゃなくて、ワクワクするようなスリルを皆さんに味わってもらえるように、より強い海賊になっていきたいと思います。より一層、頑張りますので、よろしくお願いします!」

苦しいBリーグ初年度のシーズンだったとはいえ、個性派揃いの海賊たちがまとまったときの
力は本当に凄まじいものがありました。ポテンシャルと可能性を感じたBリーグ1年目、9月から始まる熟成の2年目シーズンに今から期待に胸が高鳴ります。

画像18: 注:オンザコートルール 外国人選手と帰化選手の出場人数を制限するルール。B2では各クォーターで1-2-1-2とその人数が決められているが、この入れ替え戦では、B1のオンザコートルールが適用される。そのため、この試合でB2、3位のドラゴンフライズが、どのように選手起用して来るかが注目されていた。B1では、1試合(1~4Q)でのオンザコート総数は6枠を上限とする。
画像: ビーコルのB1残留を祝して写真に収まってくださったビーコルブースターの皆さん

ビーコルのB1残留を祝して写真に収まってくださったビーコルブースターの皆さん

次回は、このB1残留後にお話を伺うことが出来た高島一貴選手にスポットを当てます。どうぞお楽しみに!

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