三度の飯より野球が大好き! 山本祐香です。

プロ野球も開幕し、野球のある日常がやってきましたね。野球ファンのみなさん、楽しんでいますか? そして、今まであまり興味がなかったけど今年は野球観戦に行ってみようかな、と思っているあなた。朗報です! 今年の野球は今までよりもっと面白くなる! というのも、試合はもちろんのこと、もっと野球観戦を楽しんでもらおうと力を尽くしている方々がいるのです。昨年潜入取材を試みた明治神宮野球場、今年も開幕直前に突撃してきました。数回に渡り2017年の神宮球場をご紹介していきたこのシリーズも、いよいよ最終回です。

今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】


前回は、新設されたサイドテーブルシートと1.2メートル拡張されたダッグアウトをご紹介しました。


最終回の今回は、昨年秋の神宮球場潜入取材の記事を見て、「もう一度見せて!」とリクエストがあった2箇所に潜入してきました。まずは、“荒木トンネル”。昨年秋は通路の中を十分にお見せできなかったのでリベンジです! 神宮球場職員の西原さんに、ご案内いただきました。


最初に“荒木トンネル”についておさらいをしましょう。早稲田実業高校時代、春夏と5季連続で甲子園の土を踏んだ荒木大輔さん。一年生から大活躍し、その端正な顔立ちから人気も高く「大ちゃんフィーバー」を巻き起こしました。その後、ヤクルトスワローズにドラフト1位で入団した荒木さんの人気はとどまることを知らず、クラブハウスからグラウンドまでファンの前を歩いて移動する神宮球場では、荒木さんの周りに人だかりができてしまい歩くこともままならなかったのです。そこで作られたのが、“荒木トンネル”。


ちなみに、“荒木トンネル”が施設の正式名称ということはないだろうと、職員の方々がなんと呼んでいるのか気になったので質問してみたのですが、みなさんやっぱり“荒木トンネル”と呼んでいるそうです(笑)。


さてさて、荒木トンネルの前に到着しました。今は試合後だけ使われることが多いとのことで、グラウンド側の入口から入ってみます。

画像: この先がグラウンド。試合後、この通路を歩いてくる

この先がグラウンド。試合後、この通路を歩いてくる

グラウンドから内野スタンドと外野スタンドの間の通路を歩くと、大きなドアの前にたどり着きます。このドアを開けると外に、左手にあるドアを開けると荒木トンネルにつながります。

画像1: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】
画像: 正面の大きなドアを開けるとここに出る。クラブハウスまでファンと同じ道を使うことになる

正面の大きなドアを開けるとここに出る。クラブハウスまでファンと同じ道を使うことになる

では、荒木トンネルにつながるドアを開けてみましょう。らせん階段が現れました!

画像2: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

ひとりで降りるのが精一杯の、それほど広くない階段です。また、らせん階段というところが、秘密のトンネル感が出ていいですね! 秘密ではないですけどね(笑)。

階段を下りきりました。この先はどうなっているのでしょうか。

画像3: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】
画像4: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

いやー、これでもかというくらいシンプルなトンネルです! そりゃそうですよね。元々、荒木さんたったひとりが歩く、ただそのためだけに作られたトンネルですものね。変に装飾されていた方がびっくりです(笑)。ここを荒木さんが、そして今も戦い終えた選手たちが歩いているのですね。その気を感じながら歩いてみます。

画像5: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】
画像6: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

また、らせん階段が現れました。階段を上って地上に出ます。こちらの出口は小屋のようになっています。

画像7: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

小屋はクラブハウスの敷地内の端にあります。ここから、クラブハウスに歩いて帰るのですね。

画像8: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

東京ヤクルトスワローズのファンクラブ「Swallows CREW」の有料会員の中から当選した人が参加できる“練習見学ツアー”などでは、この荒木トンネルも見学できたりするようなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

さてさて、もうひとつ、前回十分にお伝えしきれなかったリベンジすべき場所があるんですよね。次に行ってみましょう。普段はなかなか足を踏み入れられない、ある場所に向かいます。

画像9: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

バックスクリーン後方、スーパーカラービジョンの前に到着です。近くで見ると、ビジョンも看板もびっくりするくらい大きい! そして私たちはこのビジョンに映し出されるスコアや映像などを楽しみながら試合を観戦するわけですが、それを操作する方々についても以前取材していますので、気になる方はこちらもチェックです!

このビジョンの裏側は、精密機器が並んでいるため温度も常に一定に保たれており、無機質な空間になっています。足元は金網…高所恐怖症には恐怖の金網…(笑)。

画像10: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】
画像11: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

足を震わせながらも、ある場所に向けて階段を上っていきます。とても高いところを目指しているのでなかなかたどり着かず、息も荒くなり、西原さんとの会話もなくなります(笑)。「疲れますよね。すみません」と気を遣わせてしまいますが、わざわざ案内していただいているのは私の方です。むしろすみません(笑)。

画像12: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

やっとのことで、6階に到着しました!目の前のドアを開けると…軟式野球場が目に飛び込んできます。その後ろに広がる、The・東京! いい眺めです。

画像13: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

今いるのはスーパーカラービジョンの裏側、この国旗や球団旗を揚げているポールの下です。

画像14: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

近くで見ると、ポールも結構太いのですよね。前回は旗がどのように固定されているかをお伝えできなかったので、写真を撮ったのですが…いい天気でまぶしくてこの表情(笑)。

画像15: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

もっとアップにしてみましょう。ロープがポールにしっかりと結びつけられています。

画像16: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

プロ野球、アマチュア野球、様々な試合が行われている神宮球場では、そのたびに旗を替えなければなりません。毎回あの階段を上ったり下りたりするだけでも大変です。旗はこのように整理して保管されています。

画像17: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

前回取材させていただいたときは、ここに2015年のチャンピオンフラッグもありました。

画像18: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】

基本、神宮球場では試合前から旗が掲揚されていますが、国歌に合わせて少しずつ旗を揚げていくシーンを見ること、ありますよね。オリンピックの表彰式なんかがそうです。神宮球場でもそんなシーンがあるのではないか、曲が終わるときにちょうど旗も一番上に到達させるのには練習が必要なのではないか、と思い質問してみました。やはり、そのような練習をすることもあり、グラウンド側から見ている方が無線で指示を出しながら、今旗がどの辺りにあるかを教えているのだそうです。

こうやって神宮球場を取材するたびに、球場の仕事というのは本当にたくさんあるのだなと実感します。昨年秋の連載、今回の連載でもまだ伝えきれていないくらいたくさんの方が陰で支えていることで、野球をする側も観る側も毎日快適に過ごすことができるんですよね。それを忘れずに、今後も野球を思う存分楽しみたいと改めて思いました!

今回神宮球場内を案内してくださった西原さん、お話を聞かせてくださった販売部の栗岡さん、グラウンド責任者の長沼さん、本当にありがとうございました。そして、「神宮球場潜入取材2017」を最後まで読んでくださったみなさんも、ありがとうございました。より神宮球場が、野球が、好きになっていたら嬉しいです。それでは、今年も野球を楽しみましょう!

三度の飯より野球が大好き! 山本祐香でした。

画像19: 今回は【リクエストに応えて 〇〇トンネルや…編】
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.