三度の飯より野球が大好き! 山本祐香です。

前回は野球のルールを知らなくても楽しめる「大学野球の応援」についてご紹介しました。

スポーツに限らずですが、興味のない競技でも知り合いが試合に出るとなると、その勇姿を見に行ってみようという気持ちになりますよね。そう、“知っている”ということは、何よりも足を運ぶ理由になりやすいのです。そこで今回は、もっとみなさんに大学野球の日常を知ってもらおう! ということで、引き続き日本体育大学野球部に密着し、日頃どんな環境でどんな練習を行っているのかを見せていただきました!

日体大は、首都大学野球連盟に所属しています。大学野球では全国26の連盟があり、それぞれ加盟大学数や公式戦の組み方などが異なります。首都大学野球連盟には15の大学が加盟しており、1部6校、2部9校で編成されています。1部の6位と2部の1位は、リーグ戦終了後に入替戦を行い、先に2勝した方が次のシーズンを1部で戦うことができます。

画像1: ここを見て!大学野球観戦のススメ③【首都大学野球・日体大 前編】

また、野球と学業の両立ができるようにと、全ての試合が土日に行われるよう予備週を含めた日程を組んでいるのが、近年の首都リーグの特徴でもあります。例えば1部の場合、6校がそれぞれ土日の二日間同じカードで試合をし、先に2勝した方が勝ち点1を得ることができます。そこで決着がつかなかった場合、予備週の土日で試合を組みます。平日の授業には影響が出ない仕組みになっているのです。そして昨年秋は、首都リーグで優勝した桜美林大が全国大会の明治神宮野球大会でも準優勝するなど、レベルの高さも感じるリーグです。

今回密着した日体大は、昨年春にリーグ優勝をしました。過去の成績を見ても、リーグ優勝が22回、全国大会での優勝が1回、ベスト4が3回といつも高いレベルで戦っています。プロ野球選手も多数排出。

画像2: ここを見て!大学野球観戦のススメ③【首都大学野球・日体大 前編】

そんな日体大が、普段どんな環境で練習をしているのか、さっそく見てみましょう。

田園都市線・青葉台駅から日体大行きのバスに乗ること約10分。日体大の横浜・健志台キャンパスに到着です。野球部のパンフレットの写真でもこのキャンパスの広さはわかりますが、実際に歩くとより広さを感じます。

画像: 日体大野球部パンフレットより

日体大野球部パンフレットより

たくさんのスポーツ関連施設を越えた一番奥にある野球場までの道のりは長く、方向音痴の私がたどり着けるか不安でしたが、途中で野球部員を見つけうしろを歩いて無事到着(笑)。

目の前に広がったのは、こんな立派な野球場。

画像: 練習前にグラウンドの整備

練習前にグラウンドの整備


見回してみると、日体大野球部の活動テーマである「人間力野球」の文字が目に入ります。

画像3: ここを見て!大学野球観戦のススメ③【首都大学野球・日体大 前編】


部員が次々とグラウンドに現れ、16時20分に練習開始です。

画像4: ここを見て!大学野球観戦のススメ③【首都大学野球・日体大 前編】
画像: ランニング 声も足並みも揃っている

ランニング 声も足並みも揃っている

画像: ストレッチ

ストレッチ

画像: 5カウント×3回 それほどキツそうに見えないが、終えたあとの顔はかなりつらそうだった

5カウント×3回 それほどキツそうに見えないが、終えたあとの顔はかなりつらそうだった

日体大には、トレーナー研究会というアスレティックトレーナーを志したりそれ相応の知識や技術を得るためのサークル同好会があり、そこに所属している学生が各部に行き、トレーナーとしての仕事をするそうです。また、各大学野球部には主務と呼ばれるいわばマネージャーのトップのような立場の男子学生がいますが、日体大にはさらにグラウンドマネージャーという役職があります。主将よりも上の立場とも言われるグラウンドマネージャーは、練習を円滑に、より効率的に進める、いわばかじ取りのような役割を担っています。その他、様々な仕事をこなしながら180人以上いる部員をまとめているのです。そして、グラウンドには女子マネージャーの姿が見えませんが、女子マネージャーもそれぞれ担当が決まっており、室内で事務的な仕事を中心に行っているのだそうです。

さてさて、グラウンドではストレッチ、ランニング、キャッチボールなどが終わったようです。ここからは、投手と野手は分かれてそれぞれのメニューをこなします。

画像: キャッチボール

キャッチボール


野手はノックを開始。古城隆利監督がノックバットを握ります。

画像: 古城監督

古城監督

画像5: ここを見て!大学野球観戦のススメ③【首都大学野球・日体大 前編】
画像6: ここを見て!大学野球観戦のススメ③【首都大学野球・日体大 前編】

大きな声を出しながらボールに食らいつく姿を見ていると、いつのまにかこちらも「よし、いいぞ」「お! すごい」「あー、残念」などと心の中で応援しています。日体大は、大量得点で勝つより守り勝つ試合が多いようですが、やはり守備の上手な選手がたくさんいます。4月22日の試合でもセカンドを守っていた坂本耕哉選手(4年・松阪高)とショートを守っていた船山貴大選手(3年・日大三高)の二遊間は、とても安定していると感じました。

野手がノックをしている頃、投手は何をしていたのでしょうか。ここを見て!大学野球観戦のススメ③【首都大学野球・日体大 後編】へと続きます。

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