2月19日(日)、いよいよ熊本城マラソン当日を迎えました。熊本の天候は、晴れ。まるで、希望に満ち溢れた新たなスタートを予感させるようなお天気に恵まれました。

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【第1話】一時は開催が危ぶまれた「熊本城マラソン」。県内外から約1万3千人が続々と集結…!/がまだせくまもと!#51

スタート地点では、朝早くから大勢のランナーの皆さんが号砲の時を今か今かと待ちわびていました。気持ちの良い青空でしたが、気温は3℃という寒さ…! スピーカーからは大会公式テーマソングの「Oh!En!Ka!」(オウエンカ)が繰り返し流れており、ランナーの皆さんの気持ちを温めていました!

「Oh!En!Ka!」を演奏しているバンドKEYTALKのギターボーカル・寺中友将さんは、楽曲の提供だけでなく、なんとフルマラソンに出場もされました。熊本県熊本市出身の寺中さんに、前日にインタビューをさせていただくと、こんな話をしてくれました。

「熊本地震があってから初めての熊本城マラソンということで、今までとはちょっと違った特別な1日になるのかなと思っています。『Oh!En!Ka!』は、これから何かにチャレンジする人や、目標に向かって頑張っていこうと日々歩んでいる人たちの背中を押すような曲を作りたいなと思って、できた曲です」

まさにその通り、特別な1日のスタートにふさわしい、力が湧き出てくるような曲となっており、ランナーの皆さんの士気を高めているようでした!

そして、いよいよスタートの時間が近づき、開会セレモニーが行われました。まず、熊本地震の犠牲となられた方々へ向けて黙とうが捧げられました。スタート地点となった通町筋(とおりちょうすじ)は熊本で一番の繁華街ですが、市電も車も信号もストップし、静寂に包まれた瞬間が生まれました。通りを埋め尽くす約1万3千人のランナーと、その後ろにそびえ立つ熊本城――。全てを受け止め、新しいスタートの一歩を踏み出す、決意の時間であったようにも見えました。

黙とうを終えると、大西一史熊本市長より開会宣言がありました。熊本城マラソンには、県外からもたくさんの方々が参加しています。まず、「全国から頂いた支援により熊本城マラソンを開催することができた」と感謝の想いが述べられました。そして、大西市長の声は次第に熱を帯びていきます…!

「震災直後は、この熊本の街も大変厳しい状況でした。しかし、皆さんの力で、一歩ずつ一歩ずつ復興しています。どうか、今日は全てのランナーの皆さんのその足取り、皆さんの確実な走りで、この熊本の大地を踏みしめて、熊本にエネルギーを与えてください!

そして、最後のゴールでは、傷付いた熊本城に皆さんのエネルギーを与えていただくよう、皆さんの完走をお祈り申し上げます!」

そして音楽隊のファンファーレが鳴り響くとともに開会の時を迎え、まず、金栗記念熊日30キロロードレースの出場者の皆さんがスタートしました!

歴史めぐりフルマラソンの最前列に姿を現したのは…

そして、その後ろにスタンバイしていた歴史めぐりフルマラソンのランナーの皆さんが前に出てくると…、最前列に、ちょっと小さな女性の姿が…!

画像1: 歴史めぐりフルマラソンの最前列に姿を現したのは…

元気いっぱいの笑顔でスタンバイしていたのは、熊本県出身の元陸上競技長距離走・マラソン選手の松野明美さんでした。

号砲が鳴ると、ランナーの皆さんが続々と走り出していきました!

画像2: 歴史めぐりフルマラソンの最前列に姿を現したのは…
画像3: 歴史めぐりフルマラソンの最前列に姿を現したのは…

皆さんとにかく笑顔! 笑顔! 笑顔! プレスエリアで待ち構えるたくさんのカメラに向かって、ほぼ全員が手を振っていくというサービス精神旺盛さ!(笑)

復興チャレンジファンランもスタート!

続けて、3キロの別コースを走る復興チャレンジファンランの皆さんもスタートしました! ファンランでは、やはり楽しい衣装の方々が目立ちます。

画像1: 復興チャレンジファンランもスタート!

とても素敵な笑顔のこの女性、すぐ後ろにはあのスザンヌさんがいるのに、圧倒的な存在感です…!(笑)

画像2: 復興チャレンジファンランもスタート!

スザンヌさんも、とてもキュートな笑顔で沿道からの声援に応えながら走っていました!

画像3: 復興チャレンジファンランもスタート!

爆風スランプのサンプラザ中野くん、パッパラー河合さんも、ランナーの皆さんと一緒にとても楽しそうに走っていました! 

画像4: 復興チャレンジファンランもスタート!

前日にインタビューさせていただくと、お二人とも今回の参加にはとても熱い想いを持っていらっしゃいました。

サンプラザ中野くんは、東日本大震災の後にも、災害を忘れずに長い復興の道のりを一緒に歩んでいこうというメッセージを込め、「TOMOSHIBI~地震が来たら~」という曲を発表していました。熊本地震後は、昨年7月10日に熊本市内の花畑広場(熊本城マラソンのエキスポ会場にもなった場所)で行われた復興イベントに参加されたり、避難所を訪れ歌を歌ったり、テレビ番組の収録で熊本を訪れた際にも街の様子を見ていました。大西市長から熊本城マラソンの話を聞いた時、すぐに「絶対行きますので、もしよかったら呼んでください」とお話をされたそうです。

パッパラー河合さんは、ある熊本在住のファンの方のエピソードをお話してくださいました。

「以前からよくメッセージをくれていて、いつも楽しい冗談を言うような方だったんですが、地震以降急に真面目になっちゃったんです。あんなに明るかった子が急に暗くなったというのが俺もショックで、何かやる必要があるなと思った。熊本城マラソンということで、俺たちには『Runner』っていう曲もあるし、もう何が何でも行くぞ!、ここで熊本にエールを送らなかったらいつ送るんだ!、っていう想いで来ました」と熱く語ってくださいました。

それぞれの熱い想いを胸に秘め、楽しく笑顔で終わった復興チャレンジファンラン。

フルマラソンは、まだまだ長い道のりが続きます…!

(第3話へ続く)

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