みなさま、こんにちは!

スポーツライターの斉藤健仁(さいとうけんじ)と申します。

現在「不惑」の40歳です。大学を卒業した後、サラリーマンを経て、この道に入って15年ほどになります。ラグビーと主に欧州サッカーといった「フットボール」を中心に取材、執筆する日々です。

画像: ラグビーW杯でやっと日本代表の勝利を――(準備編)

ラグビーに関しては2003年のワールドカップ(以下W杯)から取材し、4大会目の2015年のW杯で、やっと日本代表の勝利を目にすることができました! まさかその相手が南アフリカになるとは夢にも思っていなかったのですが……。

実は、名将・エディー・ジョーンズが日本代表の指揮官に就任した2012年から、ホームも含め、アウェーもすべて現地で57試合を観戦しました。「あのエディーが率いるから何かやってくれるはず!」という期待感が大きなモチベーションとなっていました。

せっかくなのでW杯を中心に記事を書いていこうと思います。第1回目は「準備編」です。

W杯のような大きな大会になると、取材許可を得ることがフリーランスとしての重要な仕事になります。2015年大会は2月から登録がはじまり(4月末が締め切り)、5月くらいにはその返答が来るはずだったのですが、全然来ない……。返信が来たのは7月に入ってからでしたが、「日本代表戦4試合取材OK」を見て、ホッとしたことを覚えています。

ここから飛行機、電車や宿を予約する作業に入ります。当時は1ポンド=190円くらい(現在は160円ほど)でした。「海外にたくさん行けてうらやましい!」と何度も言われたことがありますが、「全部自費ですよ」と答えると大概の人は驚かれます。

まず、9月5日にW杯直前の最後のテストマッチである日本代表対ジョージア代表(@イングランドのグロスターで)の取材にいかなければなりませんでした。開幕戦の18日までの間をどうするか悩みましたが、結局イングランドに居続けることを決めました。

ただ、日本代表の予選プールの最終戦は10月11日でしたが、決勝トーナメントに進出すれば17日、18日に準々決勝があります。少し割高ですが、帰りの航空券は数万円払うと変更可能の「オープンチケット」で予約しました。日本代表チームが「ベスト8が目標」だったので、そうなった場合にも一応対応できるようにしました。

その後は、どうやってイングランドの中を移動するかを考えます。日本代表はグロスター→ブリストル→ブライトン→グロスター→ウォーリックなどと移動していきます。そこで、便利だったのは「ブリットレイルパス」です。2013年の日本代表のイングランド、ウェールズ遠征の時も使用しました。

3日や8日といった連続で使用する場合や1ヶ月の中で何日かなどのタイプがありますが、一定期間、イングランド中の電車が乗り放題となります! 結局1ヶ月で8日間乗り放題のチケットを購入しました(外国旅行者専用なので、海外からしか買えません!)。しかも今回は一等車のチケットを買いました。

二等車でもまったく問題ないのですが、今回は大きな荷物を持って移動することが多かったこと。当初は旅行も少ししたいと思っていたこと。また当然、一等車の席は大きく、路線によってはwifiがつながり、大きな駅にはラウンジがあって、スナックやジュース、コーヒーが置いてあります。

ラグビーはほかの競技と違い、試合間隔が長いのが特徴です。今回のW杯の日本代表も9月18日が初戦で、2試合目こそ23日でしたが、3戦目は10月3日、4戦目が10月11日でした。本来ではあれば、日本代表戦以外の試合や、北イングランドのスタジアム巡りを予定していましたが……(実際にはすべてキャンセルしなければならなくなりました)。

試合のメンバー発表は2日前で、試合が終わった翌日も囲み取材があります。結局、9月10日から21日までは南アフリカ戦が行われたブライトンの隣町、ホーブでホームステイをすることに決めました。比較的安かったことと洗濯機があることが決め手でした。しかも、ホーブからバスでブライトンの中心地や、日本代表の合宿地となった学校まで1本であることも大きかったです。

こうしてほかの宿も予約していき、ネット環境は、イングランドで格安SIMを買えることがだいたいわかったので、現地調達と決め、準備を終えることができました。ただ、何が起きるかわからないので、パソコンは2台、カメラも2台とスーツケースに詰めていきます。120リットルくらいの容量の大きなスーツケースはパンパンとなり、「大丈夫かな?」と思ったのですが、やっぱり重量オーバー。空港で詰め直しを命じられることになりました。

空港カウンターで荷物を詰め直し、無事にチェックイン。1ヶ月以上にわたる、イングランド・ラグビーW杯の旅が始まりました!(文・写真=斉藤健仁)

 
[プロフィール]
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2015年ラグビーワールドカップを含むエディー・ジャパン全57試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー『観戦力』が高まる」「突破!リッチー・マコウ自伝(※共訳)」(ともに東邦出版)など著書多数。>>Twitterアカウント

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