東京マラソン2017を翌日に控えた東京の空は晴天に恵まれ、まさにランニング日和。2017年よりコース変更となった東京マラソン。そのゴール前の直線コースとなる丸の内仲通りにサラリーマン495人が集結した。

今年で9回目を迎える「丸の内駅伝2017」。普段はスーツ姿で闊歩する丸の内に、スポーツウェアで集まってきた99チーム495名の参加者たちは、スタートを今や遅しと待ち構える。

ランナーたちの憧れ!豪華ゲストを迎えての開会式

開会式に現われたのはランナーたちの憧れでもある、かつてのオリンピックランナーや箱根駅伝のスターたち。ソウル五輪に出場した浅井えり子さんが登場すると、会場にはどよめきの声も。

画像1: ランナーたちの憧れ!豪華ゲストを迎えての開会式

そして、箱根駅伝で青山学院大学連覇の原動力、3代目山の神こと神野大地選手の登場に、集まったランナーたちは大興奮。

画像2: ランナーたちの憧れ!豪華ゲストを迎えての開会式

ウォーミングアップランで、ハイタッチをしながらランナーたちのすぐ横を走り抜けると、ランナーたちのテンションも最高潮!

画像3: ランナーたちの憧れ!豪華ゲストを迎えての開会式

「花の一区」のスタート!

ここで丸の内駅伝のルールを改めて紹介しよう。

1チームは5人で、そのうち最低1名は女性ランナーを入れなくてはならない。
1人の走者は600メートルの周回コースを4周走り、計5区間の合計20周で競われる。
周回は事務局でカウントするもののバトンタッチのタイミングなどは各チームごとの自己責任によるという。ちなみに前年は、周回カウント間違いで6チームが失格になったとか。

そして、いよいよ第一区の走者がスタート地点にならぶ。第一区は女性ランナー限定の文字通り「花の一区」。本格的なランニングウェアに身を包むランナーから仮装に近いウェアの方まで、色とりどりである。

画像1: 「花の一区」のスタート!

コニカミノルタ陸上競技部の磯松大輔監督のスタートの合図とともに、一斉に女性ランナーが飛び出して行った。やはり、本格的なランニングウェアに身を包んだランナーは、そうとう走りこんでいるようなフォームでゲストの神野大地選手、宇賀地強選手も「これは走りこんでますね」とコメントするほど。

2周、3周・・・と先頭が周回を重ねて行くごとに周回遅れも増えてくる。沿道から見ているだけでは、どこのチームがトップなのかわかりづらい。これは、失格のチームが出てくるのもわからなくもない。

画像2: 「花の一区」のスタート!

先頭集団が2区のランナーにタスキリレーを行うと、男性ランナーなので、さらに周回遅れを呑み込んでいくかたちとなって、実況していたMCもすでにどの走者が先頭なのか判らなくなってきている様子。

画像3: 「花の一区」のスタート!

こういう市民ランナーが出るマラソン大会などでよく見られる、途中で歩くシーンが見られないのもこの大会の特徴。距離が一人2400メートルということもあるが、それ以上に周回コースなので沿道の目があると同時に、常にチームメイトが見守っているから、力尽きるまで全力で走り抜く人が多いようだ。

走り終えた参加者たちは、皆笑顔にあふれていた。普段はスーツ姿で歩くこの道をランニングして、大声で仲間を応援してとても気持ち良かったと語る参加者たち。「来年もぜひ参加したい」という声が返ってきた。

画像: 「普段スーツ着て歩いているところを、こういう格好で走れるのは、オンオフの切り替えができていいですね」

「普段スーツ着て歩いているところを、こういう格好で走れるのは、オンオフの切り替えができていいですね」

目まぐるしく入れ替わる順位争いを制したのは・・・

タスキが次の走者に渡る度に入れ替わる順位争い。といっても沿道からはどこのチームが先頭なのかよくわからない。まして、アンカーへのタスキリレーのすぐ後ろでは、第4走者へのタスキリレーが同タイミングで行われていたりと、余計に順位がわからない。もちろん、事務局はカウントしていたが。

そんな中先頭で帰ってきたのは、「日本政策金融公庫」チームの皆さん。普段から皇居ランで鍛えた健脚で、見事に先頭でゴールテープを切った。

画像1: 目まぐるしく入れ替わる順位争いを制したのは・・・

その後も続々とゴールしていく各選手たち。

画像2: 目まぐるしく入れ替わる順位争いを制したのは・・・

コースを走る選手たちが少なくなり、沿道で応援する人たちも、一組、また一組と減っていくなか、最後の最後に思わぬデッドヒートが繰り広げられた。

感動(?)のエンディング

ゴールしていくチームを尻目に見つつ、コース上に残すランナーは2人となっていた。その差は約200メートル、ゴールまでは残り300メートルといったところで、最下位のチームがラストスパートをかけ、猛然と前の走者を追いかける。

画像: 前を走るランナーは、必死に逃げる

前を走るランナーは、必死に逃げる

画像: 前の走者を猛然と追いかける最終ランナー

前の走者を猛然と追いかける最終ランナー

その差が詰まるものの、すでに前の走者はゴール目前。

そんな矢先、ゴール目前で前の走者が止まって、後ろを振り返った。

画像1: 感動(?)のエンディング

なんと、最終ランナーの到着を待って、一緒にゴールイン! 微笑ましいエンディングとなりました。

画像2: 感動(?)のエンディング

最下位になってしまったチームにインタビューをすると、日頃から皇居ランニングはしていて、まさか自分たちが最下位になるとは思っていなかったようだ。

戦前の予想では真ん中ぐらいの順位になるのでは?と踏んでいたようだが、第2区を走る予定のランナーが遅刻して、アンカーにまわるというトラブルもあって、この結果となった。しかし、彼らの口からは「来年こそは」という声が聞かれ、リベンジを誓っていた。

画像: 残念ながら予想外の最下位となった「パーク24  ネクストジェネレーション」チームのみなさん。最終ランナーは、チームメイトから「昨日飲みすぎて、遅れて来たんです!」と突っ込まれていた。

残念ながら予想外の最下位となった「パーク24 ネクストジェネレーション」チームのみなさん。最終ランナーは、チームメイトから「昨日飲みすぎて、遅れて来たんです!」と突っ込まれていた。

一方でブービー賞となったチームは、同じ会社で2チームが参加するという大所帯。こちらも、来年もぜひ出てみたいと言う声が多数を占めて、来年のリベンジを誓っていた。

画像: アンカーを務めたのは、“頑張っている係長”だそう。お仕事を尋ねると「アパレル」と答えた係長に対し、チームメイトから「ウソつき!」とツッコミが。本当は運輸系の会社にお勤めだという。

アンカーを務めたのは、“頑張っている係長”だそう。お仕事を尋ねると「アパレル」と答えた係長に対し、チームメイトから「ウソつき!」とツッコミが。本当は運輸系の会社にお勤めだという。

好天にも恵まれ、走り終えた参加者たちから笑顔があふれ、職場では育むことのできないチームワークを築けた感じがとても好印象だった。

来年はチームゆるすぽもエントリーしようか?という話をしながら、表彰式へ向かった。(後編につづく)

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