横浜ビー・コルセアーズが天皇杯王者から奪い取った劇的過ぎる勝利!

こんにちは! 激カメ大亀です! 2月4日横浜国際プールで行われたBリーグ横浜ビー・コルセアーズ(通称ビーコル)の試合にまた取材撮影に行って来ました。

今回のビーコルレポート連載第2弾は、ホーム6連勝なるかの熱戦レポートに、地域に密着球団ビー・コルセアーズならではの日本初特大フラワーアートイベントのレポート、チアチームB-ROSE特集、そしてビーコルが誇るイケメン選手のひとり高島一貴選手のインタビューなどなど、盛り沢山の内容でお届けして行きます!

第1回の今回は、劇的な試合となった2月4日千葉ジェッツ戦のレポートです。

画像: この試合スターターとして出場し、随所にその活躍が光った#10 ファイ パプ月瑠(ムール)選手

この試合スターターとして出場し、随所にその活躍が光った#10 ファイ パプ月瑠(ムール)選手

前回取材した1月3日の勝利以降、ビー・コルセアーズはホームゲームでビーコルブースターと共に波に乗ってその強さを発揮。ホームでの連勝を5にまで伸ばしていたのです。

昨年12月18日のホームゲームで仙台89ERS(エイティナイナーズ)に勝利して以降、1月2日、3日の京都ハンナリーズ戦でBリーグで初となるホーム2連勝を果たし、さらには1月28日、29日の滋賀レイクスターズ戦でもホーム2連勝。

そして、2月4日と5日にホームに千葉ジェッツを迎え、4日の試合に勝てば、ホームゲームでの連勝は6。それだけにチーム、選手、地元ブースター(ファン)の士気は高まっていました。

画像: ホーム6連勝を目指し天皇杯王者の強敵千葉ジェッツを迎え撃つ。中央左から#1 川村卓也選手、#2 高島一貴選手

ホーム6連勝を目指し天皇杯王者の強敵千葉ジェッツを迎え撃つ。中央左から#1 川村卓也選手、#2 高島一貴選手

ここまでのホーム5連勝も実にドラマティックでした。正月3日の京都ハンナリーズ戦では、僅差でリードしていた終盤に3本のフリースローを相手に許してしまったものの、スタンドから怒涛のブースターディフェンスが沸き起こり、ハンナリーズは3本とも外してしまい、ビーコルが逃げ切り勝利。

1月28日の滋賀レイクスターズ戦では、リードの展開もレイクスターズに猛追され、試合終了間際、残り2.2秒でそのリードは僅か2点となる大ピンチに。さらにはタイムアウト明けのスローイングが相手に奪われシュートされてしまい万事休すと思われましたが、これが僅かに外れ得点ならず。時計のカウントは0秒、スリリングな勝利を飾っていました。

          力強いダンクショットを決める#1 ジェイソン・ウォッシュバーン選手

bjリーグだった横浜ビー・コルセアーズは、Bリーグに加入する時、トップカテゴリであるB1入りは難しいと言われていました。それでも様々な懸命の努力が実りB1入りを果たします。このことは「大逆転のビーコル」と言われたそうですが、Bリーグ初年度のシーズンを闘う中でチームは徐々に力を付け、今やチャンピオンシップに向けての台風の目になりつつあります。

ビーコルのエース川村卓也選手は自分たちのことを「チャレンジャー」と言っていました。応援するブースター(ファン)にとっては、これからどんどん力を付け、成長し伸びていくチームを応援することは楽しく、何よりも愛着が湧き、思い入れが大きくなるものです。そういった意味でも横浜ビー・コルセアーズはスポーツエンターテインメントとしての多くの魅力を秘めているといえます。

画像: ジェッツの強力なディフェンスをかわす#1 川村卓也選手

ジェッツの強力なディフェンスをかわす#1 川村卓也選手

2月4日、ホーム6連勝が掛かる“チャレンジャー”ビーコルの前に立ち塞がるのは天皇杯王者の強敵千葉ジェッツ。日本人二人目のNBAプレーヤーである富樫勇樹選手を擁する難敵です。ジェッツの司令塔である富樫選手は、167cmと小柄ながらテクニックと身体能力に優れ、そのスピード感には圧倒されました。2月10日、11日のバスケットボール男子日本代表国際強化試合にも出場してイラク相手に存在感を示した選手です。

画像: ホーム6連勝を目指すビーコルの前に立ち塞がる千葉ジェッツの司令塔、富樫勇樹選手

ホーム6連勝を目指すビーコルの前に立ち塞がる千葉ジェッツの司令塔、富樫勇樹選手

ビーコルは序盤、1Qを16-10とし幸先良くリードしますが、2Qに入ってから、約6分近く得点が出来ない時間帯が続き、苦戦してしまいます。

ジェッツの猛攻にペースと流れを奪われてしまいますが、2Q残り4分となったところでパーマー選手の3Pシュートが決まったのをきっかけに反撃に転じ、29-29の同点で前半を折り返します。

後半に入ってからは、追いつ追われつ、一進一退の見応えのある大接戦になり、4Q残り50秒でウォッシュバーン選手がダンクショットを決めて70-67と、ビーコルのリードは3点に。

画像: #42 ウォッシュバーン選手のダンクショットに沸き立つビーコルブースター。残り50秒でリードは3点だ

#42 ウォッシュバーン選手のダンクショットに沸き立つビーコルブースター。残り50秒でリードは3点だ

あと50秒を守り切ればビーコルの勝利。しかし、ゲームはこのままでは終わりませんでした。これぞ、バスケットボールならではの魅力、醍醐味ともいえる終了間際のドラマが待っていたんです。

強敵ジェッツのエースが持ち前の粘りと底力を発揮。要マークだった富樫選手に、なんと残り1.7秒で3Pシュートを決められ、土壇場、ジェッツが同点に追いつく展開に。

画像: (左)#0 細谷将司選手のディフェンスも及ばず、ジェッツ富樫勇樹選手に同点となる3Pジャンプショットを決められてしまう

(左)#0 細谷将司選手のディフェンスも及ばず、ジェッツ富樫勇樹選手に同点となる3Pジャンプショットを決められてしまう

このまま終われば延長戦、ビー・コルセアーズはここでタイムアウトを要求。試合後、川村選手はこう語っています。

「チームのファウルトラブルもあったし、もう延長に行ったら、厳しいなと思った」

ビーコルはこの試合で、パーマー選手とウォッシュバーン選手のファウルが多くなり、ファウルトラブルを余儀なくされていたのです。

画像: ビーコルは、すかさずタイムアウトを掛け残り1.7秒での策を練る。そしてチームはエース川村卓也に全てを託した

ビーコルは、すかさずタイムアウトを掛け残り1.7秒での策を練る。そしてチームはエース川村卓也に全てを託した

ビーコルブースターの大声援が轟く中でタイムアウトが明け、残り1.7秒の時計のカウントが動き出します。チームはエース川村卓也にその命運を託す決断をしました。高島選手が正確なスローインで想いのこもったボールを川村選手に託します。

画像: #2 高島一貴選手は正確なスローインで川村選手に想いのこもったボールを届ける。このアシストで高島選手はミスター・ビーコル賞を受賞した

#2 高島一貴選手は正確なスローインで川村選手に想いのこもったボールを届ける。このアシストで高島選手はミスター・ビーコル賞を受賞した

川村選手はそれをすかさずジャンプショット!

「どうしてもあそこで勝負を決定付けたかった。そういう僕の気持ちが(ボールに)乗ってくれたのかな」

画像: 残り1.7秒のブザービーター! ラスト数秒でも何が起こるかわからない、これぞバスケットボールといったしびれる幕切れだった

残り1.7秒のブザービーター! ラスト数秒でも何が起こるかわからない、これぞバスケットボールといったしびれる幕切れだった

残り1秒を切り、コンマ数秒だったでしょうか、選手とブースターの想いが集束された川村選手のジャンプショットがゴールに突き刺さります! それは、ビーコルのエースが決めたあまりにドラマティックな2Pシュート、劇的な勝利のブザービーターでした。

72-70、これ以上にない勝利が決まった瞬間、アリーナは割れんばかりの地鳴りの様な大歓声が沸き起こりました。チームメイトは川村選手に抱きつき、ビーコルブースターは歓喜の雄叫びを挙げます。その光景は、まるで優勝が決まったかのようでした。

画像: ドラマティックな勝利の幕切れ。喜びを爆発させる選手とブースター、皆がその勝利の歓喜に酔いしれた

ドラマティックな勝利の幕切れ。喜びを爆発させる選手とブースター、皆がその勝利の歓喜に酔いしれた

しびれる劇的な勝利の幕切れ。これがバスケットボールならではの醍醐味なのです。僕も撮影しながら、あのブザービーターが決まった瞬間は体中に電流が流れたかのようにしびれ、感動しました。だから、スポーツを応援すること、スポーツエンターテインメントはやめられないんです。みんな、あの勝利の興奮と感動を味わいたくて、あの場に集うんですから。

画像: 歓喜に湧くビーコルブースターの前で川村選手はチームメイトに抱きつかれながらその勝利を味わった

歓喜に湧くビーコルブースターの前で川村選手はチームメイトに抱きつかれながらその勝利を味わった

この勝利での、#10 ファイ パプ月瑠(ムール)選手の活躍も忘れてはなりません。ファイ選手は、2015年に帰化して日本国籍を取得、日本語も流暢です。この日はファウルトラブルに陥ったパーマー選手、ウォッシュバーン選手に代わって熱いプレーを魅せて大活躍。

「今日は自分がやらないといけないと思っていた」

15得点、リバウンド13本とチームのホーム6連勝に大きく貢献してみせました。

画像: 雄叫びを上げ、ブースターに向けて勝利の喜びを煽る#10 ファイ パプ月瑠(ムール)選手。

雄叫びを上げ、ブースターに向けて勝利の喜びを煽る#10 ファイ パプ月瑠(ムール)選手。

ホーム6連勝を決めたこの日の観客は3,347人。翌日の試合ではジェッツが逆襲し、ビーコルは惜敗。残念ながらホーム7連勝は逃してしまったのですが、4,011人もの観客が来場し、球団として初めて4,000人を突破、過去最高の観客動員を記録しました。

横浜ビー・コルセアーズは、試合以外でも、様々な工夫と取り組みで観客動員数を増やすべく、日々努力を続けています。今日来場した観客は、このドラマティックでスリリングな勝利によって、より一層ビーコルの試合を生で観たい気持ちになったことでしょう。アリーナにくれば選手と共に闘え、勝利の興奮と感動を味わえる。あの一体感は実に魅力的だし、この4000人超えの数字にもそれが如実に表れています。

画像: 横浜ビー・コルセアーズが天皇杯王者から奪い取った劇的過ぎる勝利!

応援したくなる。応援し甲斐がある。支えたくなる。これらは地域に寝付く球団横浜ビー・コルセアーズの魅力のひとつです。チームは、まだまだ発展途上、しかし、その歩みは確実で、チームは着実に力を付けています。

半分を切ったBリーグ初年度のシーズン。残りの試合でビーコルは間違いなく台風の目になる。この素晴らしい勝利を目の当たりにして、そう確信しました。

ビーコルブースターを勝利の大歓喜に導いたあの見事なブザービーターには、川村選手の想いとドラマがありました。次回は、その川村卓也選手のストーリーにスポットを当てます! どうぞお楽しみに!

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