さて、全日本アームレスリング選手権大会観戦レポートの後編である前編

前回は開会式から女子の部や男子90kg級、鵜沢選手の試合の様子をお伝えしたが、今回は男子100kg級の川原選手にスポットを当てて、重量級の試合をお見せしたい。

男子100kg級

川原選手は男子100kg級のライトハンド、レフトハンド両方にエントリーされている。どちらかと言えばレフトハンドが主戦場、とのことだったが、両階級での川原選手の戦いを見つめた。

画像: レフトハンドでの戦い!

レフトハンドでの戦い!

画像: あと一息!

あと一息!

画像: ライトハンドでの戦い!

ライトハンドでの戦い!

画像: 押し切れるか!?

押し切れるか!?

どちらも白熱した好試合を見せてくれた! しかし、両階級とも惜しくも緒戦での敗退となってしまった。

決して内容で大きく負けているとは思えない。そこで試合前にそんなに勝てない、と謙遜と思い込んでいた言葉を思い出した。なるほど、謙遜ではなく本当に勝つのは難しいのだ。力と技があって始めて勝てるアームレスリング。その深奥の一端を初めて覗けた気がした。

画像: 試合後の川原選手

試合後の川原選手

試合後にコメントを求めると、情けない結果で申し訳ないです、と声を絞る。十分な熱戦を見せていただいたのだから、残念ではあったが情けないなどとはとんでもない。その上で次のステップへの課題を伺った。

「スタートが弱いんですよね。自分は練習会では指導する立場上、まず受けるんですけど、これが試合でも出てしまっている。この部分は修正していかないといけないですね」

そして、次の目標を伺った。

「やはり全日本大会ですね、ここが一番、レベルが高いので。ここの100kgでまた戦うつもりです」

最後は力強く語ってくださった川原選手。来年の飛躍を期待せずにはいられない。

決勝

予選が終わると決勝となるが、決勝は階級毎に一試合ずつ行い、試合終了後にすぐ表彰を行う。

残念ながら試合を観戦させていただいた川原選手、鵜沢選手はこの舞台まで来られなかったが、いずれこのただひとつのアームレスリング台で戦う日が来るかもしれない。

なお、決勝ではもうひとつ見てみたかったもっとも重いクラスである+100㎏級、すなわちヘビー級の試合を主に観戦した。

画像: 男子+100kg級の決勝

男子+100kg級の決勝

画像: ライトハンド+100kg級彰式


ライトハンド+100kg級彰式

そうしてほぼ一日をかけ、全日本アームレスリング選手権大会はすべての試合を終えると、すぐに閉会式へと移る。

閉会式

一通り表彰を終えているので閉会式自体は短時間で終わるが、最後にはもちろん、この方にお話を伺わねばゆるすぽ4号の大会は終わらない。閉会式後、遠藤会長に今回の大会の総括を伺った。

画像: 閉会式後の遠藤会長


閉会式後の遠藤会長

「年々、選手の質が向上しており、今回の大会でもそれを強く感じた。昔は記念参加のような選手もいたが、今はこの大会が日本での最強を決める大会と言える」

その遠藤会長から逆に問いかけられた。見てみてどうだったか、と。

何度も言われているようにシンプルでかつ短い時間の中にすべてが凝縮された、想像を遥かに上回る迫力。圧倒されました、と答えると遠藤会長は満足そうに頷かれた。

そしてこれは言えなかったのだが、ゆるすぽのやってみる担当であるゆるすぽ4号、ちょっとチャレンジしてみたいと思ったのはここだけの話である。

番外編

さて、会場には大会運営の手伝いとしてこちらも以前、お話を伺った石嶋くんの姿もあった。彼自身は大会には参加しておらず、またゆるすぽ4号と同じで本格的な大会の観戦も初めてとのこと。初めて目にした本物の戦いの感想を聞いてみると、迫力が凄かった、と言葉は短かったが、圧倒されている様子だった。

画像: 石嶋くん

石嶋くん

ちなみにこの大会にも高校生選手は出場しているのだが、彼はあくまでも高校大会に目標を定めており、次の大会でデビューしたいとのこと。石嶋くん、否、石嶋選手のような若い選手にも、今大会の白熱した戦いは良い刺激になったのではないだろうか。

遠藤会長が重要視している若い世代も、すでに芽吹き始めているようである。

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