ベビーやカナヅチの方からトライアスリートに至るまで、常に寄り添いながら共に歩むパートナーとして楽しいスイムライフを提案する「スイムフォームコンサルタント」として活動すると同時に、トライアスロンのアスリートとしても活躍している美人スイムコーチ、中村美穂さんのインタビューをお届けしています!

前回は、トライアスロンを始めたきっかけと、その魅力について、お話を伺いました。

●これまでの記事
第1話 「『人の人生を変えることに立ち会えたことがうれしかった』 美人スイムコーチが語る『スイムフォームコンサルタント』としての喜び」
第2話 「『このままでは本当に守りたいものを守れないかもしれない』 美人スイムコーチを人生の苦難から立ち直らせてくれたもの」
第3話 「『みんなをワクワクさせていたいんです』 トライアスロンのとりこになった美人スイムコーチが目指すその先」

周りにいる人みんなのハッピーが、結果的に自分のハッピーにつながる

「よく、『いつも楽しそうだね?』って言われる。『そうなの、楽しいの!』って答えてますね(笑)。『一緒に楽しいことやんない?』って」

ワクワク――。

それは中村さんにとって、とても大事なことだといいます。

「例えば、週末のお休みを楽しみにして今は我慢する、っていうんじゃなくて、今日も楽しみを見つけて、明日も楽しみを見つけて、週末も楽しんで、週明けも楽しんで。そうやって毎日ワクワクしていると、仕事ももっとはかどるようになると思いますし、ニコニコしていると家族も笑顔になる。そういったポジティブな連鎖って、すごく大事だなって思うんです」

トライアスロンやスイムのコーチだけではなく、日常のあらゆることにワクワクしていたいという中村さん。例えば、ファッション。やりたいことをそのまま仕事にしているため、オンとオフの境目がなく、またスーツなどのフォーマルな格好をしなくていいということもあり、普段からトレーニングウェアでいるそうです。そうすればちょっとした隙間時間にも走ったりトレーニングができるから、と。さらにはそこに、ファッション性も取り入れることをこだわりにしているそうです。

「今日もそうなんですが、見た目にも色鮮やかですし、パンツにはメッシュが入っているんですよ。アクセサリーもこだわりのオーダーメイド、周りが驚くほど大きなループピアスを着けたりしますね(笑)。

確かに機能性を追い求めるという考え方もあると思いますし、スポーツということだけを考えればその方がいいのかもしれません。でも、やっぱりワクワクしていたいですし、ファッション、身に着ける“色”そのものを私自身楽しんでいます」

この日も、丸の内のオフィス街やカフェで、色鮮やかなウェアを身にまとい、とても目立っていた中村さん。その存在は、とてもきらびやかでした。

その他にも、食事にもこだわりがあるそうです。

「どんなに早くても朝ご飯は毎日作ります。カプセルなどサプリメントには頼っていないので、バランス良く栄養を取れるように気を付けています。ただやっぱりワクワクしていたいので、見た目にも鮮やかに。一つの食事に五色入れるようにしていますね。あとは五味(甘い・辛い・酸い・苦い・塩辛い)も。憧れの女性、村山彩さん(※)の著書を読んでからそれが私のアスリートメシになっています。旬の素材を使ったり五感で食事を楽しめる、『五感を使って生きるって素敵』って思ったんです」

※日本初のアスリートフードマイスター・ホリスティック栄養士で、トライアスリートでもある。

(中村さんこだわりの朝食ベスト3を紹介。左から
●夏野菜プレート:季節の野菜と果物は積極的に。スイカは一番好き! 鮮やかな「一食五色」が基本、毎食目にもおいしくを目指している
●ミートパイ:鶏ムネ挽肉と牛の赤身を使った手作りミートソースを使い、ミートパイを焼き上げ。パンを研究し焼くのが趣味
●チキンカチャトーラ:煮込み料理は一番多い。野菜を刻んで1食30品目のモーニングパワー飯)
<写真提供:中村美穂>

他にも趣味が多くて忙しいそうだ(笑)。パンを焼くこと、料理の研究、絵を描くこと、DIY、裁縫・編み物、ギターの練習、読書、水族館、動物園、登山、スポーツ観戦…。探究心、好奇心が強い方なのかなぁと笑う中村さん。

そして、自身が大切にしている考え方に、“Flow”というものがあると続けます。

「世の中のあらゆることって、回っているんだと思うんですよ。例えば、食事についていえば、食べて、排出されて、終わり、ということではないですよね。食べた物がお腹に入ることで、血流が良くなり、栄養が吸収されて、それがエネルギーとなって熱を発するから、運動ができる。運動するとお腹が空くから、また食事を取る。どこか一つでも悪かったり滞っているところがあると、Flowは止まってしまう。健やかな日々を過ごすためには、Flowさせることが何よりも大事なんだと考えています。

これは食事や体に限った話ではありません。Flowさせるためには、何か一つだけを大事にしていてもいけない。健やかな体、健やかな心、仲間、トライアスロン、ビジネス、家族、趣味――。これらのことはそれぞれ独立しているんじゃなくて、全部が回っている。だから、何が一番大事ということじゃなくて、全てのことが大事で、全てのことを大切にしたいと考えているんです」

健やかな日々を送るために、自分の回りにあるものを全てFlowさせることを大事にしている。そして、こうしたFlowを持続可能にしていくこともまた、大事だといいます。

「持続可能なものにしてこそ、本当にFlowさせることができます。持続可能にするために大事なこと、それがワクワクなんだと思うんですよ。毎日、全てのことにワクワクして過ごしていたいですね」

自分は常にエンターテイナーであり続けたい。中村さんは声を弾ませながら、言葉を紡ぎ出していきます。

「ワクワクし続けるためには、自分一人がハッピーであってもダメ。周りにいる人みんなもハッピーでないといけない。一人でおいしいコーヒーを飲んでいても、それって本当にハッピーなのかと思うと、そうじゃない。やっぱり誰かと一緒の方がもっとおいしいし、もっとハッピーを感じられる。人の幸せが、自分の幸せなんだなって。周りにいる人たちがワクワクしてハッピーになれば、それが結果的に自分のワクワクやハッピーにつながっていく。だから、自分がハッピーだと思うことを伝えられて、ワクワクを分け合えるような人でありたいですね!」

摂食障害という苦難に遭った経験があるからこそ、気付いた大切なことがある。そんな自分だからこそ、伝えられることがある。常識にとらわれることなく、流行や人の意見に流されることなく、人とは少し違ったとしても、自分らしく生きていたい。他の人がやらないようなことであっても、足を止めずに一歩目を踏み出し、挑戦し続けていきたい。

そんな中村さんを見ていると、話していると、自然とワクワクしている自分がいます。時間はあっという間に過ぎてしまい、気が付けばインタビューは予定よりも長い時間に及んでいました。

「ワクワク星人を増やしたい!」

ゆるすぽでは、そんな中村美穂さんをこれからも応援していきたいと思います!

<写真提供:中村美穂>

<文・野口学(text by Manabu Noguchi)>

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