Jリーガーが気をつける食事の摂り方

画像: Jリーガーが気をつける食事の摂り方

選手の中には、それはそれは食事に対して神経質な人もいます。

豪快に見えて繊細。バクバク食べているように見えて、バ……ク……バ……ク……ぐらいのリズムで口に入れ、ゆっくりゆっくりかみしめる人。どうやら20分以上かけて食事をしないと、満腹中枢が反応しないので食べ過ぎてしまうのだとか。

摂取したカロリーも気にするようで、食べ過ぎた、飲み過ぎたと思うときは自宅の周りを走って汗を流すなんて話もよく聞きます。極端なところでは、合コンが終わって帰った後に1時間ほど走って汗を流したと言う選手もいました。

あ、誰ですか! 2次会に誘われなかったんだなどと言う不届き者は! きっと体調を気にして先に帰ったんですよ(汗)!

その一方で、昔は確かに豪放磊落な選手がいたことも確かです。

朝まで飲んでから練習に来ちゃったなんて話をこっそり聞いたことがあります。そんな名手もいまや立派な○○に……。ただ、実際のところそういう選手が減ってきたのも間違いないでしょう。

井手口純さんに、食事ではどんなことを気にしていたのか聞いてみましょう。

「栄養のことは勉強しました。高校のころから色々調べていましたし、プロになってからもより詳しく」

「アウェイゲームに行くと、朝も夜も食事はだいたいホテルのビュッフェなんですよ。そこで知識が役立つんです。わかってないと選べないというのもあります」

「タンパク質、炭水化物、それに野菜を組み合わせて、そのときの体調に合わせたバランスで摂っていました。基本は肉か魚にごはん、さらに野菜ですよ。そこまでは普通の人と変わらないと思います」

「でも、例え調子がどうであれ、炭水化物だけ、あるいはタンパク質だけという食事にはならないようにしていました。さらに小鉢で、豆腐、キムチなど、追加で乳製品という感じでしょうか」

「ただ、普段の食事も外食だったので、どうしても野菜の量が少ないんです。ですからビュッフェでは野菜をかなり多めに食べていました。それに最初に食べるのは野菜から。今では『ベジ・ファースト』という概念があるみたいですが、その食べ方を選手は実践していました」

そんなに気を遣っていた食事ですが、その実、井手口さんは神経質じゃなかったかも。こんな話も飛び出してきました。

「甘いものは大好きでしたから、よく食べていました。高校のときなんかは、練習から帰ってきてケーキを5ピース食べたこともあります(笑)。それでも太りませんでした。その分動いていたということでしょうね」

「それから僕の周りは早食いでした。特に日本人は早かったと思います。よく太らなかったなぁ。本当はよく噛んでゆっくり食べましょう(笑)」

そうでしょう、そうでしょう。そう言えば、現役を終えてからとても太ってしまう選手をよく見ます。あの人も、あの人も……。(文=森雅史)

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