覚えてないほど嬉しい!! ディフェンダーの初ゴール

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リーグ戦も進み、そろそろ初ゴールを決める選手も出てくるころです。そう言えば、1994年高卒新人としてデビューした城彰二選手は、開幕から4試合連続ゴールを挙げ、一躍リーグの主役に躍り出ました。

GKの選手がゴールすることは、まずありません。DFもセットプレー以外ではあまりチャンスがありません。なので、守備を重点としている選手の場合、デビューしてからずいぶん年月が経って、やっと初ゴールと言うことがあります。

井手口純さんの初ゴールは2001年、期限付で移籍していた湘南の時で、J2リーグ第13節、アウェイの鳥栖戦でした。その試合は86分、井手口さんの決勝ゴールで2-1と勝利を収めています。そのとき井手口さんはプロ4年目。もう若手から中堅へと立場を変えつつありました。

「CKからのこぼれ球でしたね。狙っていたら目の間にこぼれてきて、蹴ったらゴールに突き刺さったという感じでした。映像を見たら『ごっつぁん』ゴールでしたが、自分はGKも見えてなかったし、DFもどこにいるかわからない状況だったので、『ごっつぁん』というほど冷静なゴールではありませんでした」

「入った瞬間から、あまり覚えていないんです。うれしかったのは何となく。訳もわからず走っていました。そこで初めて、点数を入れた後の選手が走り回っている気持ちがわかりましたよ。冷静にパフォーマンスができるのは、点数をたくさん取っている人だけなんでしょうね」

「ゴール取ったらこれをしよう、なんて考えてもいなかったんですよ。いつかは初ゴールが来るだろうとは思っていましたが。なので、僕は何かわからないけど、ベンチにめがけて一直線に走るだけ。祝福にやってきてくれたチームメイトが取り押さえたという感じです」

「目の前にパラシオス選手が出てきて、『あ、このまま走ったらぶつかる』と思って止まって、そこにみんながやってきてくれたという感じでした。でも、頭の中、真っ白ですよ。みんなが喜んでくれたのはわかりましたけど」

「今でもハッキリ思い出しますね。とにかく特別な思い出です。そこで『初ゴールおめでとう』と言うスタンドからの声が今での耳に残ってますよ」(文=森雅史)

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