スポーツ漫画の定番「上手いけど生意気な後輩」は?

画像: スポーツ漫画の定番「上手いけど生意気な後輩」は?

スポーツ漫画を読んでると、上手いけど生意気な後輩がチームに入ってきて先輩たちと衝突し、騒動を起こす――っていう定番の展開がありますよね。

実際、プロチームでそんな選手はいるのでしょうか? そして、いるとすれば、そんな騒動を起こした選手ってどうなってしまうのでしょう?

さて、いつものように井手口純さんに聞いてみましょう。

「うわー、具体名は出せないですね~」。

これが井手口さんの最初の一言でした。ということは、そういう生意気な後輩っていたのですね!

「いやいやいや~。基本的には礼儀を忘れてるヤツなんていませんよ。先輩を先輩とも思わないような選手にはお目にかかったことがありません。あれは漫画の中だけの世界だと思います」

え~、そうなんですか。確かに同じ学校の先輩、後輩という関係の選手たちが食事をしている場に出くわしたとき、有名だった後輩のほうがものすごく気を遣っていたし、注文からお酌からぜんぶこなしていたような……。

「でしょう? それが基本ですよ」

でも、名前を挙げられない後輩がいるということは――?

「人間ですからね。ちょっと弾けるときもあるんです。たとえば一緒にカラオケに行ったとき、先輩のあだ名を歌にぶっ込んで歌ってくるような後輩はいましたよ。僕も『ジュン』とぶち込まれたことがありましたし。お互いのチームが変わったときも、会ったときにいきなりあだ名で呼ばれたり」

「あとは後輩とゴルフをやったとき、後輩のほうがうまくて散々だったんですよ。もう全然太刀打ちできないくらい。それで僕の腕がわかったはずなのに『ゴルフ行きましょうよ』とわざわざ誘ってくるヤツがいて」

むむむ、それは先輩の沽券に関わりますね。

「でも実は僕も遠藤彰弘さんや波戸康広さんたちには生意気な口をきかせてもらってました。『おい、エンドゥ!』とか呼んで『てめぇ、呼び捨てにするんじゃねぇ!』と怒られてました」

「試合中は呼び捨てにすることもありますけど、一応は『さん』とか『くん』を付けてましたね。上下関係はしっかりしていると思いますよ」

「ええ、本当に生意気な後輩っていないもんですよ。いなかったですね。名前は出せないですけど」

いやいやいや、疑惑が残る結論です。特にこの時期は開幕前で先輩、後輩がレギュラー争いでぶつかっている時期。もしかするとあなたが練習場で見る光景は――なんてこともあるかもしれませんね。(文=森雅史)

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