井手口純さんが明かす「心に残ったファンの行動」

画像: 井手口純さんが明かす「心に残ったファンの行動」

どういうことをすれば選手が喜ぶのか、ファンの中には迷っていらっしゃる方もいることでしょう。中には新シーズンが始まり、新しい選手との関係をどう作っていけばいいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで、井手口純さんに「うれしかったファンの人からの行動」について教えてもらいましょう。まず、Jリーガーはファンに対してどう接するように教わるのでしょうか?

「Jリーガーになると、基本的にはプロ一年目に行われる新人研修で、ファン、メディアの対応の研修会を受けます。そこでファンの方がいないとプロは成り立たないと教わります。なので、できるかぎりファンの方々を大切にしようと思っていました」

こう教えてくれた井手口純さんですが、選手とファンの距離感はクラブによってまちまちです。

「声をかけられるゾーンが決まっているチームもありましたし、ファンの方の間を歩いてクラブハウスと練習場を行き来するチームもありました。だから必然的に距離感は違ってきましたよ。でも、練習場が遠くてなかなかファンの方々が来られないチームの時は、最初ちょっと戸惑いましたし、寂しい感じがしましたね」

ときには「グイグイくる」ファンもいたようです。毎日手紙を渡して握手するというのはまだしも、入ってはいけないエリアに入ってきたり、さらに選手が運転する車の前に飛び出して止めたりと、規則違反や危ない行動をする人もいるようです。

では、そんなことをしなくても選手の心に響くためにはどうすればいいのか。井手口さんはうれしかったファンの行動をよく覚えているそうです。

「一番は、試合に出ていないときも声援を贈ってくれた人たちですね。前向きな言葉をかけてもらうと、それが一番心に染みいりました」

「それから、サッカーをよく知っていたり、勉強しているだろうと思う人から、うまくいっていないときにかけてもらった激励の言葉も忘れられないですね。『よくわかっているなぁ』という言葉には感激していました」

むむむ。その「サッカーを知っている」というのが難しそうです。どんなときに「この人、サッカーをわかっていないんじゃないか」と思っていたのでしょうか。

「自分のプレースタイルと違うことを言われたりとか、『こうだったんだろう』という思い込みで話されたりとか」ということです。ということは、まぁ上から目線で話さなければ、大体大丈夫と言うことですね。

そしてもう1つ、井手口さんが声をかけてもらってうれしかったシーンがあるそうです。

「新幹線を待っているときに、道ばたで見つけてくれて、声をかけてもらうのは、とてもうれしかったですね。そういう場面は心に残っていきました」

ふむふむ。ファンのみなさん、どうか道を歩くときは体格の良さそうな人が来たらJリーガーじゃないか確認してみてくださいね。(文=森雅史)

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.