11月12日、ホーム最終節で見事勝利を収め、同時にJ2残留を決めたロアッソ熊本。これまで4回にわたり、この日うまかな・よかなスタジアム(うまスタ)に応援に訪れていたファン・サポーターの皆さんの声、熱戦の様子、選手・監督・サポーターのヒーローインタビューなどをお届けしてきました!

●「がまだせくまもと!」前回までの記事
#35『ロアッソ、ホーム最終節!J2残留を懸けて!!』
#36『J2に残ってくれたら、それだけでもう十分です。ありがとうと伝えたい』
#37『価値ある1点を決めた清武功暉選手!「僕らはサポーターの皆さんなしではサッカーはできない」』
#38『心の底からサポーターをやってて良かったと思える年でした』

この日、試合終了後には、今シーズンの締めくくりとして「2016ありがとうセレモニー」が行われました。ピッチにはアカデミーの皆さんが整列し、トップチームの選手たちが入場してきました!

セレモニーは、まず、池谷友良代表取締役社長のあいさつから始まりました。今シーズン開幕からの連勝、クラブ始まって以来のリーグ1位、そんな中起こった熊本地震――。5月、6月のホームゲーム代替開催、7月からの過密日程。今シーズンを振り返り、池谷社長はこうおっしゃっていました。

画像1: 激動のシーズンを戦い抜いたロアッソ。たどり着いた答えは「PPAP」!?/がまだせくまもと!#39

「選手たちは、泣き言も言わず歯を食いしばり、最後まで諦めることなく戦って走り抜いてくれました。成績は満足いくものではありませんが、J2リーグに残留したということ、これはすごく価値のあることだと思います。チームスタッフ、そして選手たちに『ありがとう』と言いたいと思います。みんな、ありがとう」

後ろに並んでいる選手たちの方を振り返り、深々と頭を下げる池谷社長。そして、最後はこういった言葉であいさつを締めくくっていました。

「熊本地震による復旧・復興には、まだまだ長い年月がかかります。ロアッソ熊本は、熊本の復興、そして熊本の元気のためにこれからも戦っていきたいと思います。本日は誠にありがとうございました。そして、来シーズンもよろしくお願いします!」

ロアッソのクラブ理念の一つである、「県民に元気を」。この連載の取材を通じて、ロアッソは県民にとって本当にそういう存在になり得ているんだなということが分かりました。でも、来シーズン以降はさらに、その想いを実現させていくということなのでしょう! 私たちも応援しています!


そして、キャプテン 岡本賢明選手からもあいさつがありました。

画像2: 激動のシーズンを戦い抜いたロアッソ。たどり着いた答えは「PPAP」!?/がまだせくまもと!#39

「今年1年間、本当に苦しいシーズンでした。そして、なかなか勝てない時もあり、皆さんにたくさん心配をかけてしまいました。選手として、本当に申し訳なく思っています」

つらい表情で、少し目を伏せる岡本選手。ですが、すぐにこう続けました。

「でもそんな時、後押しをしてくれたのは、応援してくれる皆さんでした。皆さんの後押しがなければここまでやってこれなかったと思っています。最後になりましたが、今年1年間、本当にたくさんの応援をありがとうございました!」


そして、選手、スタッフ、アカデミーの皆さんが全員で場内を一周します! スタンドからは、「ありがとう!」という言葉が。選手たちは、ファン・サポーターの皆さんの顔を一人ひとり見て、感慨深い表情で手を振っていました。そして、メインスタンドからゴール裏へ――。

画像3: 激動のシーズンを戦い抜いたロアッソ。たどり着いた答えは「PPAP」!?/がまだせくまもと!#39

サポーターの皆さんの歓声と拍手に迎えられ、ゴール裏に整列する選手たち。並び終わったところで、妙な空気感が流れます(笑)。

スタンドからは、こんな声が。
「誰が締めるんだろう?」
「永井?」
「永井、締めて!」

「俺!?」という表情で、前に出てくる永井建成選手。スタンドのサポーターから拡声器を受け取りますが、なかなか話し始めません。何を話すか考えている様子です(笑)。そしてやっと…。

「今日は、熱い応援ありがとうございました! えー、ちょっと、何で締めるか迷ってるんですけど…。何で締めたらいいですか!?」

逆に聞いた…!!(笑) すると、スタンドから子どもが「PPAP!」と叫びました!

「PPAP!? じゃあ、PPAPをみんなでやりましょう! 大丈夫ですか!?」

ザワザワザワ…

「乗り気じゃないみたいですけど、いきまーす!」

サポーター「イ、イエ―イ!」

そして、永井選手による渾身のPPAPが披露されました。

画像4: 激動のシーズンを戦い抜いたロアッソ。たどり着いた答えは「PPAP」!?/がまだせくまもと!#39

「アイ・ハブ・ア・ペ~ン! アイ・ハブ・ア・アッポー! ンー!! アッポー・ペ~ン!」

サポーター団の太鼓の音も、若干ためらいながらもPPAPに合わせてリズムを刻みます。次第に拍手も起こってきました! 後ろでは池谷社長がものすごく笑っていました(笑)。

そんなPPAPで、激動のシーズンを締めくくったロアッソ熊本(笑)。ゴール裏でのこんなほほ笑ましい一幕も、熊本らしいといえば熊本らしいし、逆境を乗り越えた今だからこそできることなのかもしれませんね!

そして、選手たち、クラブスタッフの皆さん、アカデミーの選手たち、ゴール裏のサポーターの皆さんで集合写真の撮影が行われました。すると突然、サポーターの皆さんの手には何かが書かれた白い紙が…!

そこには、熊本地震以降、たくさんのご支援を下さった全国の方々へ向けて、感謝のメッセージが書かれていたのです。この日集合写真の撮影があることを知った、サポーター団 インチャーダの代表・中村和秀さんの発案で、ゴール裏のサポーターの皆さんに用紙を配り、思い思いの言葉を書いてもらったそうです。なんとかして全国の皆さんへ感謝を伝えたい――、そんな気持ちが伝わってきます!

画像5: 激動のシーズンを戦い抜いたロアッソ。たどり着いた答えは「PPAP」!?/がまだせくまもと!#39

たくさんの方々に支えられ、選手たち・サポーターの皆さんもお互いに励まし励まされ、乗り越えた今シーズン。そこには強い絆と、満面の笑顔がありました。

画像6: 激動のシーズンを戦い抜いたロアッソ。たどり着いた答えは「PPAP」!?/がまだせくまもと!#39
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