Jリーガーは2時間練習した後に何をしているのか?

画像: Jリーガーは2時間練習した後に何をしているのか?

Jチームの練習を見に行くと、だいたい2時間程度で全体練習が終わります。その後、三々五々に走ったり、いろいろな課題に取り組んでいるのですが、3時間も過ぎるとほぼ選手はピッチを去ります。

1日8時間、さらに残業をこなしている人たちから見ると、Jリーガーは1日3時間しか働いていないように見えると思います。うーん、うらやましい! でも、実際はどうなんでしょうか?

井手口純氏は「全体練習後の行動は、大体3つの時期に分かれます」と言います。

「まず、自分が車を持っていない時期。そうすると先輩の車で連れて帰ってもらうので、先輩と同じ時間で動きます。途中食事をして、14時ぐらいに家に帰る。でもそれからどこかに出かけることもできないので、そのままばったり夕食の時間まで寝ます。そして夕食を食べ、少しテレビを見て、またグッスリ。練習についていくのに必死で疲れているし若いから寝られるんですよ」

「次に、自分の車を買った後。先輩を気にすることなく行動できるようになるので自分の納得いくまで自主練習します。それが終わったら、帰ってバッタリ。夕飯に起きて、食べてテレビを少し見て、もう一度グッスリ。練習にはついていけるのですが、それでもやはり疲れています」

「最後に、自分がやらなければいけないことがわかってきた後。僕はプロになって4年から5年でわかりました。練習にはついていけますし、疲労もそこまでではなくなります。だから全体練習の後の自主練から帰ってきて、もう一度ジムに出かけて夕飯の前までじっくりトレーニングします。もちろんジムの費用は自分の懐から出します。それで空いた時間にはパソコン教室なんかに通っていました」

どうやら疲れて寝ているか、あるいはさらに体を鍛えているか。いずれにしても、試合に出て活躍すれば賞賛されますが、どんなに陰で頑張っていてもプレーに反映できないとブーイングを浴びるのがプロの世界。そのため、練習後はじっくり自分の身体に向き合う時間が多いようです。そして、引退後を見越していろいろな技術を身につけるために教室に通う例も多いようです。

もし、どこかで遊んでいるJリーガーを見ても、それは「たまたま」リラックスに訪れているだけで、毎日そんなことをしているわけでは――――例外でそういう人もいるらしいのですが――――ないと思いますので、そっとしておいてあげてくださいね。 (文=森雅史)

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.