Jリーガーってどんな保険に入っているの?

画像: Jリーガーってどんな保険に入っているの?

Jリーガーは会社員ではありません。たとえ○○クラブでプレーしていても、そのクラブの社員になっているのではないのです。

立場としては、Jリーガーは「個人事業主」ということになります。個人で自分の会社をやっているようなものです。そしてその個人でやっている会社が、チームを経営する会社と契約を結ぶのです。

ということは、健康保険や年金などをJリーガーはどうしているのでしょう。普通の会社員は自分が気づかないまま社会保険や厚生年金に加入していたりもします。

井手口純氏に聞いてみました。

「個人事業主ということで、普通のJリーガーは国民健康保険と国民年金に入っています。Jリーガーになった以上、そこは自分の責任で加入しなければなりません」

ですが、サッカー一筋でやってきて、いきなり保険や年金のことを自分でやるなどというのは難しいのでは?

「Jリーガーになったときの研修で、そういう部分は学びます。ただ、それでもやはり払い忘れなどがあったりしますね。僕が知っているある選手は、数年分の健康保険料の請求がいっぺんに来て、すごく焦っていましたよ」(井手口氏)

Jリーガーが立ち向かわなければいけないのは、保険や年金に関することだけではありません。個人事業主として、1年間でどれくらい稼ぎ、どれくらいの費用を使って、利益がどれくらいあったかということを国に報告する、「確定申告」もやらなければいけないのです。

「クラブの決算処理をしている会計士の先生を紹介してもらって、手数料を払って確定申告をしてもらう選手が多かったでしょうね。先生から『これとこれを用意しておいて』と言われて、それを集めておくだけでよかったですから。でも、先生に払う手数料を節約するために、僕は自分で申告していました」(井手口氏)

確定申告をしなければいけない時期は、だいたいシーズンイン直前。Jリーガーってそんなときに、面倒くさい計算もしなければいけないのですね。

ちなみに、確定申告には、細かく帳簿をつけなければいけないけれど、そのぶん優遇措置がある「青色申告」と、簡易的にできるものの優遇措置のない「白色申告」があります。さて、井手口氏はどっち?

「僕は『青色』でした。きちんと帳簿をつけてましたよ」。

うむむむむ。Jリーガー、恐るべしです。(文=森雅史)

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.