11月5日、広島で見たファンの力。 ~カープファンの思い・後編~

こんにちは! 激カメ大亀です! 秋晴れの11月5日、広島で行われた25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープを祝う優勝パレードと、マツダスタジアムで行われた優勝報告会で見たファンの力をお届けするレポート連載。今回もカープファンの皆さんにお話を伺いカープへの熱き思いをご紹介します。

優勝パレードで出会ったオールドファンの方と県北三次からいらした方のカープ愛に溢れるストーリーをお届けします。

画像: パレード沿道で出会った1975年カープ初優勝当時のMr.赤ヘル山本浩二さんのユニフォームを着たリアルカープ坊や!

パレード沿道で出会った1975年カープ初優勝当時のMr.赤ヘル山本浩二さんのユニフォームを着たリアルカープ坊や!

優勝パレードの沿道で出会ったオールドファンの山田 健さん(左)と、今季限りで現役を引退した倉 義和捕手をこよなく愛する今西和幸さん(右)

画像: 左の山田さんが持つ、V7の扇子はカープ愛に溢れるお手製の一品「これ持って吾妻山に登ったんじゃ!」 右の今西さんが着ているのはもちろん倉捕手のユニフォーム。

左の山田さんが持つ、V7の扇子はカープ愛に溢れるお手製の一品「これ持って吾妻山に登ったんじゃ!」
右の今西さんが着ているのはもちろん倉捕手のユニフォーム。

私設応援団の真っ赤なハッピがとても眩しく目立っていた山田さんは、1975年の初優勝を体験されている貴重なオールドカープファン。ずっとカープを愛し応援し続け、以前は地元広島県福山市のカープ私設応援団の副団長もやられていたそうです。

「この帽子はな、50年(初優勝した昭和50年)の帽子じゃけ。こんな帽子もっとるの、おらんよ」

なんと! 初優勝当時のカープ帽を今でもお持ちとは! これぞ、元祖カープグッズ! 今では星の数ほどある多彩なカープグッズですが、あの当時はカープグッズなんて、ほとんどなかったんですよね。その貴重なカープ帽が、41年の時を経て、この2度目の優勝パレードでまたお披露目されたんです。

「小学校3年の頃から、50年の日南キャンプから、ルーツ監督の時から、カープをずっと応援しとります。今年9月10日のあの25年ぶりの優勝の時は、自宅でじっくりと観たよ。録画もきちんと録っとる。暇さえあれば観よるんよ(笑)」

41年前の優勝パレードは観れなかったという山田さん。優勝パレードは今回が初体験です。

「もうワクワクしとる。前はよう来なんだけぇ、じゃけ、とにかく雰囲気だけでも味わいたいと思うて、朝一番で福山から来たんよ」

画像1: 11月5日、広島で見たファンの力。 ~カープファンの思い・後編~

山田さんは、あの昭和50年、1975年のカープ初優勝を実際に体験されています。

「50年の初優勝の感動は本当に大きかった。あの年、日南キャンプツアーでバスが出たんよ。すぐに満員になったんじゃけどね。(シーズン始まって)ルーツ監督が10試合ほどしてアメリカに帰った。あとを古葉ちゃんが受け継いで初優勝したでしょう! じゃけ、感激、感動が本当に凄かった! あれは経験したもんしか分からんよね。江夏の21球も大阪球場で観してもろうた。あの時は選手と新幹線で広島に帰ったんよ」

そんな山田さんにとって、当時と今のカープファンとでは、やはり違って見えるそう。

「当時はねぇ、スポーツがそんなに一杯なかったでしょ。野球は凄い人気じゃったけぇね。じゃけ、あの初優勝の感動は凄すぎて、もう、みんな、涙、涙で、ハグ、ハグ、ハグ! 涙、涙、涙!(笑)。でも今度の優勝はそこまでないね。世の中、流れたけぇね。今はいろんなスポーツがあろう。カープばっかりじゃなしにね。雰囲気が違うんよね。まぁ、しゃあないかぁ。球場なんかでも昔みたいに、今の人はそんなにカッカカッカせんわね(笑)。

今、75歳! カープと共にの人生ですよ! だから、凄い人生充実して来ました。わがまま聞いてもらってる家族と、カープのお陰でとっても楽しい! じゃけどね、今75歳でしょ、周りのみんなそういう年齢じゃけぇね、あの人も、この人も、次々亡くなっとるもん」

亡くなったカープファンの方々もこの秋晴れのパレードにきっと来てくれていますよね。

「ホント、そうじゃねぇ」

画像2: 11月5日、広島で見たファンの力。 ~カープファンの思い・後編~

そして、倉捕手をこよなく愛する今西さん。なんで、倉さんのファンになったんだろう?「息子がですね。倉選手にちょっと感じが似てるもんですから、ファンになりました。カープはやっぱり、地元の球団ですからね。ずっと応援しています。私は実家が県北の三次なんですけど、なかなか広島のほうへ出て来る縁がなかったもんですから、そうこうしよるうちに、最近は県北のカープの選手(梵英心内野手と永川勝浩投手)も誕生しました。そういう意味でも、弱かった時代を知ってるもんですから、ずっとカープを応援し続けて来ました。

今回の25年ぶりの優勝で、TV、新聞などでカープの特集が沢山組まれて、懐かしくてTV観ながら涙が流れました。やっぱり、カープの話をすると、県人愛といいますか、一体感が生まれるじゃないですか。カープが存続してもらって、本当に感謝、感謝です。今年の優勝は信じてたけど、優勝してくれて、本当に嬉しかった。カープの大行事は初めてなもんですから、今日は大いに楽しみたいです」

画像3: 11月5日、広島で見たファンの力。 ~カープファンの思い・後編~

お二人の貴重なお話から、カープファンの力が改めて良く分かりました。どんなに弱い時も、強い時もカープは郷土の宝であり誇り。ずっと応援し、支え続け、苦しみと喜びを分かち合い、一喜一憂を共にするカープへの愛と情熱。それがカープを25年ぶりの優勝へと押し上げ、悲願を成就させたカープファンの力なんです。

山田さん、今西さん、貴重なカープのお話、本当にありがとうございました!

次回は黒田博樹投手の引退セレモニーもあったマツダスタジアムでの優勝報告会のレポートをお届けします! どうぞお楽しみに!

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