11月5日、広島で見たファンの力。 ~カープファンの思い・前編~

こんにちは! 激カメ大亀です! 秋晴れの11月5日、広島で行われた25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープを祝う優勝パレードと、マツダスタジアムで行われた優勝報告会で見たファンの力をお届けする連載レポート。今回は、実際にカープファンの皆さんにお話を伺って、カープへの熱き思いを語っていただきました。

画像: 優勝パレードの沿道で手を振ってくださったカープファンの皆さん。スタッフの皆さんも含めてみんなが素敵な笑顔でした。カープの優勝が人々をこんなにも素敵な笑顔にさせるんです。

優勝パレードの沿道で手を振ってくださったカープファンの皆さん。スタッフの皆さんも含めてみんなが素敵な笑顔でした。カープの優勝が人々をこんなにも素敵な笑顔にさせるんです。

優勝パレードの終了後12時15分からマツダスタジアムで行われた優勝報告会のために、冷え込む早朝から並ばれていた皆さん。(因みに9時に開門。優勝パレードはマツダスタジアムのアストロビジョンでも中継されて、マツダスタジアムの皆さんもパレードを観ることが出来ました)

男性の方にお話を伺いました。

「前の25年前の優勝の時(’91年)は、高校3年生の時で、その頃ちょうど市民球場(旧広島市民球場)でグラウンドボーイをバイトでやっていました。今は年間指定を買ってカープを応援しています。25年ぶりにカープが優勝して、もう涙が出そうなくらい嬉しかったです。あの日は流川(広島の歓楽街)で優勝を観て、みんなで祝っていました。家に帰ったら午前3時でした(笑)。日本一になれんかったのは残念でしたね。来年、頑張って欲しいです。黒田がおらんようになるのは寂しくなります」

画像: 両サイドのお二人は旧広島市民球場が出来た年のお生まれ。

両サイドのお二人は旧広島市民球場が出来た年のお生まれ。

パレードの沿道で出会った緑色のウイッグが気になった仲良し3人組さん。

ーーその緑のウイッグは、もしやカープ坊やでは?

右側ももさん:「はい! そうです! ハロウィンで仮装パーティーがあって、もう6月くらいから企画を練っていたんです。今年はもうこれ(カープ坊や)しかないだろうと思って、この坊やに決めて準備してたんですけど、カープが優勝してくれて、この優勝パレードでも役に立ちました! カープには、この夏の間、そして秋まで、ずっと楽しませて頂きました。本当にありがとうございます! これからもカープをずっと応援します!」

(注)カープファンは、カープ坊やのことを、親しみを込めて“坊や”と呼ぶ。 

真ん中のよっちゃんさん:「カープは、もうかれこれ長〜く応援しています。本当に今年は春から秋まで、こんなに寒くなる時期までカープを応援出来ることを幸せに思っています。来年も、このまま強いメンバーで、来年こそ日本一を目指して欲しいです!」

左側mie(みぃ)さん:「緒方監督を現役時代からずっと応援してるんです。監督になって、より一層ファン度が増しました。もうね、や〜っと、待ちに待った優勝が出来ました。緒方監督も、選手の皆さんも、ありがとうって気持ちで一杯です。来年も是非、優勝してもらいたいと思います。緒方監督にはこれから常勝監督になってもらいたいです!」

画像: 皆さん、この記念すべきパレードのために沢山持参されたお手製の応援ボードからじっくりと選んで写真に収まってくれました。それでは皆さんで「カープ!優勝おめでとう!!」

皆さん、この記念すべきパレードのために沢山持参されたお手製の応援ボードからじっくりと選んで写真に収まってくれました。それでは皆さんで「カープ!優勝おめでとう!!」

続いて、パレードの沿道で出会った素敵なご夫婦。真っ赤な鯉のジャンパーが気になった岡本さんご夫婦です。

ご主人の啓さん:「市民球場(旧広島市民球場)の時は、僕、応援団をやっていまして、レフト側の8番ゲートのすぐ右っかわのところでやっていました。ズムスタが出来て、応援団は退いたんですが、ズムスタが出来てから初めての、25年ぶりとなるカープ優勝! 38年ぶりの日本一は逃しましたが、日本一は来年に取っておいて、また来年も優勝して、またパレードに皆さんと来たいと思います。今日は凄い人ですから、スリには気をつけてください(笑)」

奥様の涼子さん:「優勝おめでとうございます!カープが優勝して、広島が活気づいて、とても嬉しいです。来年もまた応援したいと思います。皆さんでカープを応援しましょう!」

画像: 岡本さんが着ていらっしゃる赤い鯉のジャンパーは、カープファン仲間みんなで作ったカープ愛溢れるもの。

岡本さんが着ていらっしゃる赤い鯉のジャンパーは、カープファン仲間みんなで作ったカープ愛溢れるもの。

ここからは、優勝パレード終了後にマツダスタジアムで行われた優勝報告会でお話を伺ったカープファンの皆さんです。

カープは実に24年間の長きに渡って優勝が出来ずにいました。これだけ長い年月になると、優勝を知らない世代のカープファンも多かったのですが、今年25年ぶりに悲願優勝を果たし、子供の時から家族に伝え聞いて来た優勝の喜びを遂に彼らも実体験することが出来ました。優勝報告会後に出会った若いお二人は、まさにそんな境遇のカープファンでした。

右のなおさん:「ちっちゃい時から、お父さんに無理やり連れてこられてカープの試合を観に来ていました。お父さんが凄いカープが好きなんです。だから、自然とカープが好きになって、もうずっとカープを応援し続けて来ています。カープが最後に優勝した’91年が、私が生まれる1年前だったんです。だから優勝を観ていなかったんです。父から聞いていた優勝する感覚というのを、今年、私も初めて味わうことが出来ました! もう、本当に感無量! カープさまさまです。遂に観た! 凄いものを観てしまった! そんな気持ちで一杯です」

左のさおりさん:「本格的にグッズを集めたりしだしたのは今年になってからなんですけど、私も彼女と一緒で、おじいちゃんが凄いカープファンなんです。もう仕事中も、家に帰ってご飯を食べる時も、寝る前までずっとカープの帽子をかぶっているくらいなんです。だから子供の頃からカープが身近にあって、私も自然とカープが好きになりました。来年は新井さんの率いるカープで日本一が観たいなと思います。今年は忘れ物(日本一を最後に逃したこと)をしてしまったけど、最後までとても楽しいシーズンを過ごさせてもらって、もう感謝で一杯です。そして、黒田さん。また広島でユニフォームを着た姿が観たいです。何らかの形で広島に戻って来てもらえれば、凄く嬉しいです! 待ってます!」

画像: スタンド席に持ち込める応援ボードはサイズが決まっているのですが、彼女たちの応援ボードは二人で4枚を合せて持つと大きな応援ボードに!皆さん工夫されています。二人で協力しあって、黒田投手に目一杯の感謝の気持ちを伝えていました。

スタンド席に持ち込める応援ボードはサイズが決まっているのですが、彼女たちの応援ボードは二人で4枚を合せて持つと大きな応援ボードに!皆さん工夫されています。二人で協力しあって、黒田投手に目一杯の感謝の気持ちを伝えていました。

優勝パレードへ行かれた皆さんは、パレード終了後、急いでマツダスタジアムに向かったのですが、なにせ31万を超すカープファンが街の中心部に集まっていたことから、交通も渋滞が起こり、バスや路面電車の公共機関も普段のように思うようには動かず、移動には時間が掛かりました。皆さんがマツダスタジアムに到着したのは、優勝報告会が始まる直前でした。マツダスタジアムは既に3万人を超すファンで埋まっていて、パレードに参加された皆さんのほとんどはコンコースの後ろからしか観られない状態でした。

そんな中で、報告会の最後に行われた黒田投手の引退スピーチと、黒田投手がひざまずいてマウンドに別れを告げ、むせび泣く漢の姿に、涙と感無量の表情でお手製の応援ボードを必死に掲げて、黒田投手に感謝を伝えていたお二人がいらっしゃいました。

右側tomoさん:「私の人生はほとんど、8割くらいはカープです。仕事より、まずカープ。カープが第一なんです(笑)。日本シリーズには負けたんですけど、真っ白なホームのユニフォームを着たカープの選手たちが、すっごく晴れ晴れとした感動的な姿だったので、応援する私たちも選手たちと同じ気持ち、やり切ったという気持ちになりました。そして、黒田さん、本当にありがとうございました。いつかまたズムスタに戻って、また応援をさせて下さい。20年間、本当にお疲れ様でした」

左側きょうこさん:「私のカープへの思い、それは“赤い心”です。今年1シーズン、11月まで本当に楽しませてもらって、カープのファンになって良かったなと思いました。そして、やはり黒田さんの最後を、こういう風な形で見送ることが出来て本当に良かったと思います。黒田さんには、本当にありがとうございました。お疲れ様でしたと言いたいですし、またここマツダスタジアムで会える日を楽しみにしています」

画像: 黒田投手の言葉と涙にとても感動されていたきょうこさんとtomoさんも、お手製の応援ボードで黒田投手に感謝の気持ちを伝えていました。

黒田投手の言葉と涙にとても感動されていたきょうこさんとtomoさんも、お手製の応援ボードで黒田投手に感謝の気持ちを伝えていました。

皆さん、ご協力本当にありがとうございました!

次回は、優勝パレードで出会った41年前の初優勝を知る熱きオールドカープファンの方に、お話を伺ってカープファンの愛と力をご紹介します。どうぞお楽しみに!

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