11月5日、広島で見たファンの力。 〜41年ぶりの優勝パレード〜

こんにちは! 激カメ大亀です! 秋晴れの11月5日、25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープを祝う“カープフェスティバル”ともいえるビッグなイベントが広島で行われ、僕も取材に行って来ました。89勝という圧倒的な強さを見せダントツのセ・リーグ優勝を果たした力の要因のひとつにはカープファンの愛と情熱溢れる後押しの力があり、この笑顔で溢れたカープ一色の一日でそのことが改めてよく分かりました。今回から数回に渡る連載で、このファンの力をお伝えして行きます。

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カープの優勝を祝う広島中を挙げた“このビッグイベントは、広島の中心部にある平和大通りでの優勝パレードと、マツダスタジアムでの優勝報告会の二本立て。地元広島はもちろん、全国各地から大勢のカープファンがこの日に集い、共に祝いました。

報道陣も大挙詰めかけ、現役引退する黒田博樹投手の参加もあってアメリカからも沢山来られていたようです。僕も前日の4日に広島に入り、取材パスを受取っていたのですが、マツダスタジアムで行われる優勝報告会のパスは当日の受取りで、朝8時にマツダスタジアムへ。広島駅からマツダスタジアムに続く道は、早朝にも関わらず長蛇の列が出来ていました。優勝報告会は抽選制の自由席で無料でしたが、出来るだけいい席で観ようと徹夜組も沢山見かけました。これがカープファンの情熱なんです。

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1945年8月6日に落とされた原爆。その5年後、広島の人々の希望と復興の象徴としてカープは誕生しました。カープは日本のプロ野球球団で唯一、親会社を持たない市民球団です。それ故に球団創設当時には資金繰りに苦しみ、身売り、合併の危機があった中で、広島の希望であり至宝であるカープをあの“たる募金”をはじめとする活動で情熱を持って守り、存続され今のカープに至っています。

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広島では、カープの話題は老若男女問わず、家庭でも、学校でも、職場でもいつも話します。時には電車やバスの中、飲食店、公共の場所などでも見知らぬ人とも普通にカープの話をします。広島の人々は、カープがどんなに弱くても地元の宝カープを愛し、喜怒哀楽を共にして、常に応援し続けます。それは昔からずっと変わらない広島の人々の日常です。1975年、球団創立から26年目でカープが遂に初優勝を果たした時、広島中が喜びを爆発させました。その時に行われた優勝パレードでは、約30万人の人々が集い、ファンも選手も喜びの涙を流し初優勝を祝いました。

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あの1975年の優勝パレードは、今日まで語り継がれて今や伝説になっています。カープは今季を含めて7度優勝していますが、V2からV6までは優勝パレードは行われず、パレードは毎年5月に行われる“ひろしまフラワーフェスティバル”として受け継がれています。25年という長きに渡ってリーグ優勝のなかったカープが遂に悲願の優勝を果たした今年11月5日に、あの最初の優勝パレードから41年の時を経て、同じ場所、同じルートで復活したのです。沿道に集まったカープファンは、41年前の人数を上回る約31万3000人。同時間帯のマツダスタジアムに3万人を超えるファンが集まっていたので、もしマツダスタジアムで優勝報告会が行われず、優勝パレードだけだったら、もっと大勢のカープファンが平和大通りの沿道に集まっていたと思います。

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地元の人々からは“100メートル道路”と親しまれる平和大通り。その沿道は早い時間からカープファンによって埋め尽くされました。パレードを待っている間には、地元の足のひとつ“ヒロデン”の名で親しまれる路面電車を運行する広島電鉄が復刻させた「カープ セ・リーグ優勝記念花電車」が通過。祝いのパレードに華を添えていました。

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そして、ヒロデンのカープラッピング電車も通過。こちらも優勝記念仕様です。沿道にはお揃いのジャンパーを着たスタッフの皆さんががっちりとガード。その努力のお陰でパレードは、混乱なく行うことが出来ました。

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沿道のカープファンも、スタッフも、優勝したカープを祝うパレードで心はひとつ。みんな幸せな笑顔に。この日一日、広島の街にはこんな素敵な笑顔が街中に溢れていました。

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地元新聞社が配った優勝フラッグに、思い思いに持ち寄ったお手製の応援グッズを持ち寄って、カープのパレードを今か今かと待っていたカープファンの皆さん。途中、シーズン中マツダスタジアムのアストロビジョンで流れるカープファンの著名人の皆さんが歌うカープ応援歌「それ行けカープ」の優勝バージョンが流れ、沿道のファンの皆さんが大合唱する場面もあって、待っている間もとても楽しいひと時でした。

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パレードは午前10時30分にスタート。平和大通りを約3キロに渡って、松田元オーナーと緒方孝市監督が乗車したオープンカーを先頭に、2階建てオープントップバスに乗った選手、チームスタッフらがパレードして行きます。

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パレードが遂に僕らの前を通って、僕も思わず大興奮! 沿道のファンも、選手も皆、25年ぶりに成し遂げた優勝への喜びを爆発させて、笑顔、笑顔また笑顔。秋晴れのもとで咲き乱れたとても幸福で最高な笑顔でした。

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今季限りで引退する黒田博樹投手と、彼と共にカープを牽引した新井貴浩選手が通過すると、沿道のカープファンの熱気と興奮、声援はさらに大きなものに。黒田投手も、これまでにない最高の笑顔で手を振って応え、心から優勝の喜びを広島の人々とカープファンと分かち合っていました。

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球団創立から26年後に果たした初優勝以降行われていなかったカープの優勝パレード。あれから41年、あの伝説の優勝パレードが今ここに復活したんです。常にファンが支え、力となって来た市民球団カープ。今年、選手のたゆまない必死の努力と、ファンの情熱溢れる後押しがひとつになって大きな力になったからこそ、25年ぶり7度目の優勝を成し遂げることが出来たことをこの日再認識しました。

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カープへの愛と情熱を持ってどんな時も応援し続けたカープファン、必死に頑張ったカープの選手たち。ファンと選手が共に頑張り掴んだ悲願の優勝。その喜びを共に分かち合い、笑顔に満ち溢れた素晴らしい優勝パレードでした。このパレードもきっと、これから語り継がれて行くんだと思います。

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と、今回はここまで。次回はカープを愛と情熱も持って支えたカープファンって、どんな人達なんだろう。どうしてもお話を聞きたくなり、声を掛けて取材させていただきました。次回第2回では、そのカープファンの皆さんの声をご紹介します! どうぞお楽しみに!

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