熊本地震から約1カ月間、試合ができない状況が続き、5月15日にフクダ電子アリーナ・対ジェフユナイテッド千葉戦でJリーグに「ただいま」と言ったあの日から、ロアッソ熊本は走って走って走り続けてきました。

7月3日には本拠地うまかな・よかなスタジアム(うまスタ)の使用が再開され、ロアッソは再び熊本県民の声援を浴びて戦い、また、選手たちの戦う姿は県民に元気を与えてきました。

クラブとサポーターの皆さんが共に戦ってきた今シーズンも、残りあとわずか。今週末11月12日(土)には、ホーム最終節、対FC岐阜戦を迎えます。ロアッソへ向けて、最後の力になればと、今、届けたいサポーターの声があります。

うまスタの外周にあるベンチに座り、休憩をしていらっしゃったご夫婦に出会ったのは、8月31日の対愛媛FC戦でのことでした。お二人ともロアッソの赤いTシャツを身にまとい、少しだけ離れて座っているその姿が何とも言えず素敵で、思い切って声を掛け、お話を伺ってみました。

被害の大きかった益城町に住んでいらっしゃるというお二人。両隣のお宅は全壊。ご自宅も建て替えを予定されているそうです。地震の際はロアッソの試合が観られない状況になりましたが、6月にJ1・サガン鳥栖のベストアメニティスタジアムでホームゲームの代替開催が行われた時は、お二人で観戦に行ったそうです。次第に話題がロアッソのことになると、お二人の表情にもふと元気が戻ってきたようでした。

画像: 「ホームゲームにはほとんど来てます。ロアッソに元気をもらって」/がまだせくまもと!#33

――何年ぐらい前から観に来ていらっしゃるんですか?

お母さん「お父さんの方が長いですよ」

――最初はお父さんがファンで、連れて来られるようになったという感じですか?

お父さん「ま、そうだね」
お母さん「それと私が、65歳からシニア料金になったっていうこともありますかね(笑)」

――お父さんの方が年上でいらっしゃるんですか?

お母さん「お父さんの方が6つ年上です。」

――そうなんですね! お父さん、お若く見えますね(笑)。

お父さん「やっぱりサッカー観てると、気も若くなるしね(笑)」

――お父さんは、どんなきっかけでロアッソファンになられたんですか?

お父さん「気が付いたら来てました」
お母さん「気が付いたら来てたね」

――今シーズン、熊本地震以降のロアッソをどう見ていましたか?

お母さん「ちょっとハードスケジュールだったので、かわいそうでしたよね~。これだけしょっちゅう試合をやってたらねぇ。天皇杯まで加わっちゃって」

と、もともとファンだったはずのお父さんを差し置いて、熱く語り出すお母さん。

お父さん「延期になった試合が後から組まれているだけでも大変なのに、さらに天皇杯の試合もあったでしょ? 中2日とか3日とかがずっと続いてましたもんね。相当疲れてるんじゃないですかね。かといって手を抜くわけにはいかないので、みんな必死になって走ってますよね」

お父さん・お母さんの、選手たちを思う気持ちが伝わってきます。でも、大変な思いをしたのは、お二人も同じはず。選手たちの頑張る姿、県民の頑張る姿がお互いに励みとなり、共に今シーズンを歩んできたのですね!

――いつもは、結構声を出して応援されてるんですか?

お父さん「いや、静かに応援してます」
お母さん「拍手だけ(笑)」

心だけは、気持ちだけは熱く…、ということですね! 十分伝わってきます! ホーム最終節でも、お二人の気持ちが届き、勝って笑顔で終わることを願ってやみません。

さて、次回は、ホームゲームで選手たちと共に戦い続けてきたと言えばこの方、ロアッソのサポーター団 ウルトラアルデラス代表の田中宏征さんの声を届けたいと思います!

<続く>

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