日本シリーズ、終了。

日本シリーズが終わりました。
ファイターズの逆転日本一となり、カープは惜しくも敗戦。
まだスワローズ対東京六大学だったり、侍ジャパンの強化試合などはあるものの、2016年の日本プロ野球が、これで締めくくられたかな…という、そんな実感がわいてくる今日この頃。

ファイターズファンにも、カープファンにも長いポストシーズンだったと思います。
が、日本シリーズが終わった今、あらためて思い返せば…
ベイスターズファンにとっても、いろいろと感慨深いことが目白押しのポストシーズンでした。
とりわけ、クライマックスシリーズ(以下、CS )出場が決定した9月中旬から、CSの戦いが終わるまでの10月中旬。
ベイスターズファンにとってのこの1ヶ月は、近年まれにみる、激動の1ヶ月だったと思います。
ちょっとだけ、2回に分けて、振り返らせてください。

CSが決まった翌日。即、番長引退の報。

9月19日(月)
 ハマスタでのカープ戦に勝利し、CSクリンチナンバーがゼロに
 ベイスターズ、初のCS進出決定!

9月20日(火)
 10時:ベイスターズ公式で「15時から三浦投手に関する記者会見」と発表。
  同時に一部メディアで「三浦大輔投手引退」の報が流れ始める
 15時:引退会見。SHOWROOMなどでネット同時生中継。
  引退試合は24日のジャイアンツ戦と発表される

9月21日(水)
 "永遠番長"ポスターが、一夜のうちに横浜の街にはりめぐらされる。
 (横浜高島屋/横浜駅西口/クイーンズスクエア/日本大通り駅/JR・地下鉄関内駅など)
 日本大通りに貼られたベイスターズの宣伝バナーも番長バージョンに付け替えられ、
 番長ファイナルに向けて街ぐるみで盛り上がり始める

画像: クイーンズスクエアに吊り下げられた"永遠番長"(2016.9.22撮影)

クイーンズスクエアに吊り下げられた"永遠番長"(2016.9.22撮影)

CS進出が決まって、嬉しさが少しずつ沸き立っていた、その翌日に、まさかの番長、引退発表。

かなりの反動に、心揺り動かされる状況になりましたが、その引退発表翌日には、速くも!あっという間に!、横浜の街は、"永遠番長"というポスターで、一色になりました。
以前も2014年、ユリエスキ・グリエルが来日した時に、"最強打者グリエル横浜上陸"というキャッチフレーズが描かれたポスターが一斉に、横浜中に貼られたことはありましたが、番長の今回のそれは、その時を上回るようなインパクトのあるものでした。

じつは三浦の引退試合やそれに伴うプロモーションは、絶対に成し遂げなければいけないミッションだった。というのも、以前から功労者の送り出し方に課題があるとファンの間ではいわれていた。その宿題を残して球団を去るわけにはいけない。

池田純前社長(←「前」、については次回に)のこの"準備"には、感服するばかりでした。

この番長の引退にまつわるすべてが、"用意周到"と若干いじわるにも思える言葉を一切封印するような、想像を遥かに超えたミッションであった、ということに。
そして「CS進出」というムードは一気に、ファンの間でも、「番長を最高の形で送り出したい」というムードに変わっていったように思います。

罪作りな、雨天中止でした。

9月22日(木)
 12時15分:ハマスタでスワローズ戦の予定が、雨天中止。
 代替試合が29日(木)に新しく組まれ、三浦大輔投手の引退試合がこの日にスライド。
 チケットを求める列が中止発表後にすぐできはじめ、列はハマスタを3分の2以上するほどに。
 15時:チケット購入列が打ち切られる
 16時頃:行列のお客さんたちに三浦投手が、激励のアナウンスを行なうというサプライズも。
 ※最終的にチケット列が終了したのは、日が変わってから。

やはり、スワローズ戦の雨天中止による、番長引退試合のスライド…これは忘れられません。
これにより、「本拠地最終戦」とイコールになっていた引退試合も予備日に組み込まれ、あらためてチケットが、試合中止決定の直後から発売されることになりました。
当日ハマスタにいた方はもちろん、ネットなどでチケットの発売を知って、急きょハマスタに駆けつけられた方も大勢いらっしゃいました。JR関内駅南口からダッシュされる人の波!あんな光景は見たことがなかったです。
実は自分自身はこの試合のスライドにより、逆に「引退試合を観られなくなった」人になってしまいました。だから正直言うと、この雨天中止&引退試合日程変更には納得できていない部分もあり、観られなかったその悔しさは、自分の中にずっと残っていくでしょう。
けど、この日程変更によって逆に、”救われた"人もいるわけですし…そう思うことにしています。
そしてもう1つ。
以下に挙げるような"7日間"が生まれました。
だから日程の変更も、決して、悪いことばかりではなかったのかもしれません。

引退試合までの、"高まりの7日間"。

9月24日(土)
 ハマスタでジャイアンツ戦。
 この日から発売の"永遠番長"グッズに、朝から長蛇の列。
 "番長フレーム"も出現して、一躍、記念撮影スポットに

9月26日(月)
 三浦大輔投手が横浜中を練り歩き、ご本人の写真が掲示されている場所など、各所にサインなどを残す。

9月27日(火)
 みなとみらい駅改札外"チューブ"で、三浦大輔投手"永遠番長"写真展を開催。
(~10月3日まで)

画像: 18 ☆ YOKOHAMA youtu.be

18 ☆ YOKOHAMA

youtu.be

22日の雨天中止により、番長引退試合まで、7日間のインターバルが生まれました。
その7日間は、ベイスターズの試合も普通にありながらも、引退試合に向けてムードが最高潮に高まっていくまでの、まさに"高まりの7日間"、でした。
"永遠番長"グッズが発売された24日のジャイアンツ戦には、始発の頃からかなり多くの購入列になったそうです。自分も8時前にハマスタに到着しましたが、整理券は300番台後半でした。
またこの日には、例の番長ブログでおなじみの、番長の顔が右にくる「番長フレーム」パネルがハマスタに置かれて、多くの人が記念撮影に興じられていました。100人ぐらい行列ができた時もあったかな、と。
さらに26日の月曜日には、番長が"永遠番長"のポスターに彩られた街をぶらつく、というサプライズも。(上の動画を参照)
横浜の街にサインを残し、出逢った人たちと笑顔を交わす番長。そんな姿を映し出した動画に、ファンはみな、涙を搾り取られました。
そして、27日からの写真展。ベイスターズでは「ダグアウトの向こう写真展」をはじめとする恒例の企画なのですが、一人の選手に絞った写真展はもちろん初めて。希望の写真を大きめの写真にしたり、パネルにしたりすることも有料ででき、多くの番長ファンの方が早い日程のうちから駆け付けていたようです。
こうして、引退試合までの7日間、番長引退試合へのムードは、いやがおうにも高まっていきました。
「紙テープどうすんだよ!」とかで、ツイッター上などでファン同士が喧々諤々してたのも、懐かしいです。みんな、慣れてないですもんね、こういうの(苦笑)

「番長で最後に勝って、5割」。それが最終戦の願いでした。

9月29日(木)
 ハマスタでのスワローズ戦で、三浦大輔投手引退試合当日。
 三浦大輔投手は7回表一死まで投げ、10失点で敗戦投手に。
 この日ベイスターズはレギュラーシーズン全日程を終了、借金2ながらAクラスの3位に

引退試合当日。
ベイスターズの今季レギュラーシーズン、最終戦でもありました。
試合前に"永遠番長"写真展に立ち寄られる方も多かったようで、長蛇の列ができたそうで…
本当、この日の横浜の空気を感じることができなかったのが、自分は残念です。
最終登板。
しかし儀式ではなく、あくまでガチンコ勝負!勝利に向かってマウンドに立った三浦投手に、スワローズナインもしっかり、正面から立ち向かいました。そしてー

6回3分の1を、10失点。
引退試合と呼ぶには、あまりにも、壮絶な、戦士の最後でした。
その結果に、幾人かの"識者"の方も、批判的な声を上げられていました。「この試合に勝てば5割だったのに」という意見もありました。
しかしながら、ベイスターズファンの多くは、間違いなく心の底から信じていたと思います。
「番長で最後に勝って、5割!」だと。
それを信じて、番長にラストの試合を託し、そして祈っていた―そう、思います。
"HIT IT! IF YOU CAN."(打てるもんなら打ってみろ!)
番長が一貫して唱えていたスローガン、そのままに。
そして、番長の登場曲「リーゼントブルース」の歌詞そのままに(各自検索を!)。
投げ続けた番長に、スタンドが、ハマスタBAYビアガーデンが、そして全国の各地のファンが、声援を送り続けていました。
最後に刻まれた、184敗目(172勝)。
だけどその負けた数も、負け越した数さえも、ファンの誇りです。
「これからも、ずっと横浜です!」
その番長の言葉に、心打たれた夜でした。
かくして、"永遠番長"三浦大輔投手の最終登板は終わり、レギュラーシーズンの戦いも、終わりました。
しかし…
ベイスターズがいつもと違っていたのは、ここから、でした。
この先が、あったんです!2016年は!

いつもとは違う「10月」が始まる。

画像: MARK IS みなとみらいのリボンビジョン(2016/10/1撮影)

MARK IS みなとみらいのリボンビジョン(2016/10/1撮影)

画像: JR桜木町駅上りホーム3~4号車付近(2016/10/1撮影)

JR桜木町駅上りホーム3~4号車付近(2016/10/1撮影)

9月30日(金)
 横浜の街の"永遠番長"ポスターが、CS仕様のポスターに差し替わり始める

その速さには驚くばかりでした。

番長の引退試合が終わった次の日。
横浜の街を彩っていた"永遠番長"のポスターは、一部を除いて順次、CS仕様のポスターに変更されていったのです。
筒香、梶谷、桑原、倉本。
山口、須田、田中、山崎康。
今度は2016年のベイスターズを象徴する8人の戦士の、闘志あふれる表情が、横浜の街を彩り始めたのです。
CSまで、あと約1週間。
いつもとは違う「10月の試合」を前にして。
番長を惜別するムードを振り払うかのように、ベイスターズは横浜の街を一晩で、CSモードに変えてみせたのです。
横浜の街は、まるでベイスターズに魔法をかけられたかのように、変貌していました。
振り返らずに、この先の闘いを、見据えるかのように…

後篇につづく。

【追記】
10月末現在の情報ですが、三浦大輔投手が各地に残したサインが残っている個所が、まだ数か所あります!
・みなとみらい駅ホーム
・日本大通り駅ホーム
・横浜市営地下鉄関内駅階段
・横浜スタジアム内
などでまだ確認できましたので、お時間がある方は是非、"番長のサインめぐり"など、してみてはいかがでしょうか!

※この記事は「ゆるすぽアンバサダー」が作成した記事です。記事内の権利関係等の責任は筆者に属します。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.