「見えない、そんだけ。」
「同じ夢を見よう。見えない人も、見える人も。」
「すべてのパスが、ノールックパスである。」
「その耳は目よりも見える。」

これらは全て、あるスポーツの広告ポスターのキャッチコピーです。さて、何のスポーツでしょうか?

答えは……、「ブラインドサッカー」です!!

2014年にブラインドサッカー世界選手権が、2015年にリオデジャネイロ・パラリンピックのアジア予選が東京・代々木で開催されたことで注目を集めたこともあり、ご存じの方も多いかもしれませんね!

まずは簡単にブラインドサッカーについて、説明したいと思います! ブラインドサッカーは、視覚障がい者のためのサッカーです。5人制サッカー(フットサル)ととても似ていますが、いくつかの特徴があります。

画像: 提供:日本ブラインドサッカー協会

提供:日本ブラインドサッカー協会

①ボールの中には音のなる鈴が入っている!

フットサルボールと同じ大きさのボールを使いますが、転がると「シャカシャカ」と音が鳴る特別なボールを使用します! これで、全盲の選手たちにもボールの位置が分かるようになっているのです。

②「ボイ!」という掛け声を出す!

フィールドプレーヤーは、ボールを持った相手に向かっていく時に、「ボイ!」という掛け声を出さなければなりません。自分の存在を他の選手に知らせることで、選手同士が危険な衝突をしてしまうことを避けるためのルールです。ちなみに、「ボイ(Voy)」は、スペイン語で「行く」という意味なんですよ!

③ピッチの横にあるサイドフェンス!

ピッチはフットサルコートと同じ広さです。ただ、その両サイドのライン上には、高さ1メートルくらいのフェンスを並べています。これは、ボールがサイドラインを割らなくするためです。このフェンスを利用して跳ね返りを狙ったり、サイドフェンス際での攻防はブラインドサッカーの見どころの一つです!

④目の見えない人と見える人が協力し合う!

ブラインドサッカーでは1チームに、4人のフィールドプレーヤーとゴールキーパーの5人、さらに「ガイド(コーラー)」と「監督」という役割の人がいます。フィールドプレーヤーは全盲の選手がアイマスクをつけてプレーします。

GKは目の見える晴眼者または弱視者が務め、自陣での守りについて、フィールドプレーヤーの選手に声で指示を出します。ガイド(コーラー)は敵陣ゴールの裏側に立ち、味方の攻撃の場面ではフィールドプレーヤーに対して、例えば「◎メートル、◆度!」といった具合に、ゴールの位置や距離、角度、シュートのタイミングなどを声で伝える役割を担います。監督はサイドフェンスの向こう側に立って、選手交代だけではなく、ピッチ中盤でのプレーの指示も出すのです。

つまり、選手同士の声の掛け合いも含めた、「コミュニケーション」が勝負のカギを握るのです! ブラインドサッカーは、通常、人間が得られるという情報のおよそ8割を占めているといわれる視覚を閉じた状態でプレーするので、視覚障がい者と健常者が力を合わせてプレーすることが重要になるのです!

さて、ここまで読んで、皆さんはどう感じましたか? プレーレベルはどの程度だと想像されたでしょうか?

視覚障がい者の方にとって非常に意義はあるけれど、スポーツ観戦として見るには物足りないのでは…、と思いませんでしたか?

そんなあなたに、1本の動画を見てもらいたいと思います!

画像: ブラインドサッカーとは?競技の魅力を選手が語る! www.youtube.com

ブラインドサッカーとは?競技の魅力を選手が語る!

www.youtube.com

ブラインドサッカーとは?競技の魅力を選手が語る!(出典:日本ブラインドサッカー協会HPより)

どうでしたか?

「えっ、これ本当に見えないでやっているプレーなの!?」と思いませんでしたか?

そうなんです! 生で見てみると、想像していた以上に激しく、速く、カッコイイのです!!

というわけで、ゆるすぽ編集部では、ブラインドサッカー日本一を決める大会、「第15回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」に行ってきました! 次回はその様子をお届けします!

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