世の中に出回る前のワイン約50銘柄を試飲できる日本で唯一の試飲会、「2015年産ボルドープリムールワイン試飲会」(株式会社徳岡 開催)。

2002年日韓ワールドカップでサッカー日本代表監督を務められたフィリップ・トルシエさんが、自身の蒲萄畑で造ったワインを出展されるということで、ゆるすぽ編集部ではこちらの試飲会へと行ってきました!

トルシエさんとお話したい!ということで、日韓ワールドカップの時の日本代表ユニフォームを着てみました。

いざ、会場へと潜入!

広々とした天井にはシャンデリア。美しい装飾をほどこしたホールに、洗練されたムッシュやマダムたち。舌の上でワインを転がしながら、一口一口に魂を込めて味わっている。場違い感が半端ない……。

「フィフティーンはファンタスティック・イヤーで熟したヴェヴェットのようなタンニンを備えたリッチで▲☆◎◆……」

すみません、何を言っているのか分かりません……。出展者の方と参加者の方が積極的に会話を楽しんでいますが、もはやハウスワインしか飲んでこなかったアラサー編集部員には、何が何やらチンプンカンプン……。

「ワインが飲みたい」と「トルシエさんとお話がしたい」という軽々しい気持ちで来る場所ではなかったかも。こんなにも品格の漂う雰囲気の中で、果たして用意してきた質問ができるのでしょうか?

『トルシエさんの蒲萄畑でとれるワインを、2002年ワールドカップの日本代表選手に例えてください!』とか…。

いやいやいやいや、ムリムリムリムリ。背筋に冷たいものが走りました。などと右往左往していたら…、トルシエさんを発見!

参加者の方々と、ワインについてお話されているようです。

そんな中、トルシエさんが日本代表のユニフォーム姿のゆるすぽ編集部に気付きました。

「Wow!」と言いながら、顔をほころばせます。その笑顔からは、かつて“赤鬼”と呼ばれた面影は感じられませんでした。そしてトルシエさんの口から、衝撃の一言が!

「この後、プレス向けにプレゼンテーションをするので、もしお時間があるようでしたら、その後でインタビューを受けますよ」

本当ですか!?

ほんの一言二言でも話せればいいかなと考えていたのですが、まさかの独占インタビュー!! 通訳の方が間違えて翻訳してしまったのではないかと疑いつつも、まずは別室で行われるというプレス向けプレゼンテーションに出席しました。

画像3: ユニフォームで会場入り/トルシエに逢いたくて②

はい、こちらも場違い感が半端ないです。私なら主催者の方に、「ファンが一人紛れ込んでいますよ」とか言いそうです。

そんな中、トルシエさんのプレゼンテーションが始まりました。

画像4: ユニフォームで会場入り/トルシエに逢いたくて②

まずは日本語で、「こんにちは。私がフィリップ・トルシエです」と挨拶をされたトルシエさん。一気に会場の空気が和みます。

「2014年、ボルドー右岸地区のサンテミリオンで小さな蒲萄畑を購入して、ワイン造りを始めました。『SOL BENI』という名前のワインになります。ちなみに、なぜボルドーを選んだかというと、私の妻がボルドー出身だからです。

『SOL BENI』という名前は、約30年前に私がコートジボワールで初めて海外クラブの監督を務めた時の、トレーニンググラウンドの名前に由来しています。その素晴らしいグラウンド(sol)からは多くの有名選手が育ちました。例えばマンチェスター・シティのヤヤ・トゥーレ、リバプールのコロ・トゥーレ、アーセナルやローマで活躍したジェルヴィーニョなどがいます。彼らのような素晴らしいワインを造っていければと考えています。

ここで造られるワインは、エレガントでアロマティック、洗練、調和・バランスがとれフルーティー、とてもフェミニンなのが特徴です。VT2014とVT2015は、年間5,000本の生産で、砂質・砂利質の土壌から生まれ、蒲萄品種は80%のメルローと20%のカベルネフランを使用しています」

実際に試飲しましたが…、おいしい! 複雑で深みのある味わいに、後味スッキリ。
ハウスワインばかりのゆるすぽ編集部員が今までに経験したことのない、ボルドーの風を感じるワインでした! 初心者でも飲みやすいと思います!

トルシエさんはさらに、新たな葡萄畑を購入したと話し始めました。

「2015年、石灰粘土質の同じサンテミリオン・グランクリュのアペラシオンで葡萄畑を購入しました。ここでできるワインは2018年リリースで、約3,000本の生産を予定しています。メルロー100%のこのワインは、より深く、たくましく、力強いワインになります。すばらしい凝縮感、長い余韻をもった男性的なワインで、長期熟成タイプになります」

最後に、他の登壇者の方々と一緒に記念撮影をして、プレゼンテーションは終了しました。(まだラベルが出来上がっていないという一番右のワインが、トルシエさんの『SOL BENI』になります)

画像5: ユニフォームで会場入り/トルシエに逢いたくて②

さあ、トルシエさんのプレゼンテーションが終わったところで、よもやまさかの独占インタビューの始まりです。

この続きは、次回! 【第3回へ続く】

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