約3カ月ぶり、うまスタでの試合再開

7月3日に開催された、ロアッソ熊本 vs セレッソ大阪戦。熊本の人たちが待ちに待った、約3カ月ぶりの、うまかな・よかなスタジアム(うまスタ)での試合再開でした。

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結果は、1-5の完敗。でも、この日真っ赤に染まったメインスタンドからは、惜しみない拍手が送られ続けていました。そこには、選手たちと共に戦った、サポーターたちの姿がありました。

画像: ⒸAC KUMAMOTO

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ロアッソ熊本東京応援団 団長・時任さん

メインスタンドの真ん中にいたのは「ロアッソ熊本東京応援団」の応援団長、時任 總明(ときとう そうめい)さん。熊本県上益城郡益城町のご出身で、現在は関東在住。以前から、遠く離れた場所からでもロアッソに声援を送り続けていました。

時任 總明さん

熊本で行われるホームの試合でも、アウェーでも、全国を飛び回っている時任さん。試合開始前には、「約3カ月ぶりのうまスタでの試合で、ワクワクしています。今日は精いっぱい応援したい」とおっしゃっていました。

この試合では、安全確認が終了したメインスタンドのみの使用でしたが、それもポジティブに捉えていました。

「今まで、ゴール裏とかメインスタンド、バックスタンドと分かれていたけど、今日はメインスタンドだけなので、ゴール裏のサポーターたちもメインスタンドにいます。メインスタンドでいつも応援する人たちと、ゴール裏のサポーターたちが一体となって応援できるということで、逆にこれはチャンスだと思う。これをきっかけに一体感が生まれれば、ロアッソの観客全体の応援も、さらに勢いが増すのではと思います。

普段メインスタンドにいる人たちもすごくあたたかくて、手拍子してくれたりとか、声を出してくれる人が多いので、そういう人たちをもっと巻き込めるチャンスになるかな、と思います」

そうおっしゃっていた通り、この試合ではメインスタンドの真ん中で、みんなと一緒に大きな大きな声援を送り続けていました。結果は負けてしまいましたが、試合終了後に、こうおっしゃっていました。

「やっぱりうまスタでやれるということで、選手もすごく一生懸命だったし、気持ちがすごく見えた試合だったと思います。切り替えですね。もう水曜日には次の試合があるので」

まずはうまスタに帰ってこられたこと。でも、これはあくまでスタートであり、今後も選手と共に戦っていく姿勢を見せていました。

サポーター団 インチャーダ代表 中村さん

そして、普段はゴール裏にいらっしゃり、この試合ではメインスタンドの端に陣取っていたサポーター団「インチャーダ」の代表、中村和秀さんにもお話を伺いました。

中村和秀さん

「試合結果よりも、ここ、うまスタでやれたこと、やっと開催できたことが、やっぱりうれしかったです。地震の1カ月後に、アウェーでの再開戦となったジェフ千葉戦、あの時も同じ気持ちでした。サッカーを始められることがうれしかった」

一つひとつの言葉をゆっくりと、想いを込めて話す中村さん。選手たちからも、自分たちと同じ想いを感じたそうです。

「サポーターと一緒で、『やっとここでできる』ということで気合いが入っているのを、俺たちも感じました。気合い入りすぎてちょっと空回りしたところも感じられたし。全力でやってくれたと思います、選手は」

試合中、こぼれ球を何度も何度も、どんな場所からでもシュートする選手たちの姿が、私の目にも焼き付いていました。

最後に、私はこんな質問をしました。「皆さん大変な中だと思いますが、その中でも、ロアッソ熊本というのはやっぱり皆さんにとって『希望』になりますか?」と。

「そうですね。チームを応援することもそうだし、選手たちが頑張っているのもそうだけど、俺たちも、ここに来れば仲間に会える。それはやっぱり大きいですよね。『みんな元気かな?』って。

試合があれば大体みんな来るから、顔を合わせることで『あいつ元気だったな』とか、仲間たちの元気な姿もここに来れば見られるし、こいつらと一緒に応援して、選手の後押しができるということ。それが一番ですね」

ホームスタジアム。

みんなが帰る場所。

今、うまスタに、サッカーがある喜び、仲間と一緒に応援する喜びがぎゅっと詰まっている気がしました。

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