ロアッソサポーターの今の気持ち

7月3日、うまかな・よかなスタジアム(うまスタ)での、ロアッソ熊本ホームゲーム再開戦。前回は、試合前に、来場者の皆さんに今の気持ちを聞いてみました。

皆さん、それぞれの3カ月間を過ごし、またこの場所に集まった。それぞれの思いを胸に、今みんな同じ方向を向いている。私は、もう少しだけお話を聞いてみたくなりました。

今日は、姉弟とそのご家族で来られたというお二人。

お姉さんのおなかの中には新しい命が。クラブ名が「ロッソ熊本」だったころからのファンで、「子どもが生まれたらユニフォームを着せて、みんなで試合を観に行きたい」とのこと。

「今日は、勝ってほしいのはもちろんですが、“おかえりなさい”という気持ちですね。盛り上がってくれればいいと思います。熊本人はみんな楽しみにしていたと思うので、復興の第一歩になればなと思います」

生まれてくる赤ちゃんにとっても、きっとロアッソは夢と希望となり、家族の絆を深める場所になるのでしょうね! 次回は、赤ちゃんも一緒にインタビューさせてください!

セレッソ大阪のサポーターさんにもお話を

そして、対戦相手であるセレッソ大阪のサポーターさんにもお話を聞いてみました。

「まず、熊本のスタジアムで試合ができるということをうれしく思っていますし、ここで私たちも一緒に“試合ができること”を喜び合いたいと思います。結果はどうなるか分からないですけど、やっぱり本気の試合をみんなで一緒に楽しむのが一番の目的ですね」

画像: セレッソ大阪のサポーターさんにもお話を

そう答えてくださった左から2番目の女性は、セレッソサポーター歴20年だそう。昨日から仲間の皆さんと熊本入りしたそうです。

「自分は何ができるのかなと考えたときに、元気を与えるということはできないけども、やっぱりスタジアムに来て、一緒に楽しく盛り上げて、熊本の皆さんの元気な姿を見たいなって思っています」

試合開始直前の、蒲島郁夫 熊本県知事からのごあいさつでは、まず、たくさんのセレッソサポーターの皆さんが来てくださったことに感謝の気持ちが述べられるとともに、知事は「熊本に来ていただくことが、ボランティアなんです」ともおっしゃっていました。スポーツの応援を通じて復興支援ができるんだなと、うまスタまで観戦に来てくれたというその行動に、私は敬意を感じました。

また、蒲島知事は、次のようにもおっしゃっていました。
「今回の熊本地震でわれわれが痛感したことは、なんでもない日常生活が、なんと素晴らしいものであるかということ。そして、その日常を取り戻すことがいかに大変であるか。ただ、今日はこのように多くの方々がロアッソの応援に来てくださっています。これは、だんだんわれわれが日常を取り戻している証拠ではないかと思います。ありがとうございます!」

蒲島知事のあいさつが終わると、すかさずメインスタンドの端からセレッソサポーターのリーダーが、拡声器でロアッソサポーターへ語り掛けます。

「熊本の皆さん、こんにちはー!! 今日こうやって試合ができることを、僕たちも嬉しく思います」

大きな拍手が巻き起こります。

「試合では絶対に負けませんが…」

ロアッソサポーターに、どっと笑いと笑顔がこぼれました。

「今日は素晴らしい戦いになるように、お互いに頑張っていきましょう。よろしくお願いします!」

「くーまーもと! くーまーもと! くーまーもと! くーまーもと!」

そこには、試合ができる喜びと、相手に対する感謝。それしかありませんでした。私も、とても純粋なワクワク感を感じました! こうして試合開始のホイッスルが鳴ったのでした。

7月3日(日) 明治安田生命J2リーグ 第21節
「ロアッソ熊本 vs セレッソ大阪」 会場:うまかな・よかなスタジアム

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