「三度の飯より野球が大好き!」そして「三度の飯より神宮球場が大好き!」な山本祐香がお送りする、神宮球場潜入レポート。永渕場長に案内していただきながら神宮球場を知っていく、という贅沢なこのレポートも、第5回となりました。神宮球場の全貌が少しずつ暴かれてきたのではないでしょうか。

さて、スーパーカラービジョンの裏側を見せていただいたあとは、そのエリアの中にある鉄の階段をひたすら上っていきます。4、5階分上ったところでドアが出現。開けてみると外に出ました。なんというか、工事現場の足場のような作りのところです。永渕場長に、「高いところは大丈夫ですか?」と聞かれたのですが、実は私、かなりの高所恐怖症なんですよね。しかーし! “好き”という気持ちだけでなんでもできちゃうのだな、とこの日身をもって知りました(笑)。

大好きな神宮球場の、なかなか入ることのできないところに潜入できる、その気持ちだけで全く高いところに対する恐怖心がなくなったのですよ。たどり着いた場所がこちらです!

どこかわかりますか? ヒントは下の写真の中に。スーパーカラービジョンの上にはためく国旗と球団旗。そう、あの旗を揚げるところに、今私は立っているのです。どれだけ高いところにいるか、おわかりでしょうか!

画像2: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

街を見下ろすことができる高さです。いい眺め。

画像3: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

この癒しの風景は、旗を揚げている人の特権ですね! 周りを見渡せばビル群と木々の融合、都会にいて自然も感じられる、これは本当に神宮球場ならではの風景です。

街を見下ろしながら、ふと思いました。テレビの収録では、収録のたびに大掛かりなセットを組み立ててバラシてを繰り返している現場も多く、ずっと置きっぱなしにできたら楽なのに本当に大変だなと思いますが、球場のお仕事も一緒だと感じます。一日に何試合も行われて、その度に必要なものも変わってくるので毎回様々なものを出したりしまったりを繰り返すことになりますよね。旗にしても、大学野球とプロ野球、一日の中で替えなければなりませんし。大勢の観客の前で魅力あふれるプレーをする選手や監督、コーチ、それを支えるチームの裏方さんもそうですが、その他にもたくさんの方の陰でのプロフェッショナルなお仕事に支えられて一つの試合ができるのだな、と改めて感じました。それを考えると、私たちがたった数千円で楽しい時間を過ごせていることは、本当にありがたいことだなと思います。

揚げる旗は、きちんとチームごとに分けて保管されています。

画像4: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

もちろん、東京ヤクルトスワローズの旗も。

画像5: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

今年の神宮球場では、いつもと違う旗も誇り高くはためいていましたよね! そう、チャンピオンフラッグです! 間近で見るとこんなに大きい。二人がかりで広げて持ってくださいました。

画像6: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

残念ながら来年は揚げることができませんが、再来年こそはまた、と期待しています!

次に降り立ったのは、バックスクリーンとスーパーカラービジョンの間のスペースです。こちらもなかなか入ることのできないエリアとのことで。永渕場長! 本当に貴重な経験をたくさんありがとうございます! 個人的にももちろん嬉しいですが、こうやってレポートすることで、普段見られない神宮球場の裏側をたくさんの方に見ていただけるのは本当に嬉しいですね!

画像7: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

スーパーカラービジョンがすぐそこに! 私がここに立って写真を撮ることで、ビジョンがどれだけ大きいかを表したかったのですが、ゆるすぽ編集部が撮ってくれた写真、全部指が入っていたんですよね。おーい(笑)! でも、やっぱり比べて見ていただきたいので、一番指の入りがマシな写真を探してみます…。

画像8: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

いやいや、一番大事な部分、指で覆っちゃっているじゃないかーい(笑)!!

ただ、うしろの看板がかなり大きいということは、わかっていただけるかと思います! そして、このスペース、結構広いんですよ。綱引きくらいはできそう(笑)。グラウンドの方から見るとわかりませんが、バックスクリーンからスーパーカラービジョンまでの距離がかなりあります。外野スタンドの前のフェンスの位置にバックスクリーンがあり、最上段の座席と同じ位置にビジョンがあるので、ちょうど外野スタンドの幅と同じくらいの距離です。これはセンター方向に特大ホームランを打っても、なかなかビジョンまでは届かないでしょうね。永渕場長の話では、このビジョンができた2008(平成20)年から今まで、届いた人は一人もいないそうです。スポンサーの看板にも直接当たったことはなく、一度バウンドしてからですとバレンティン選手が当てたようです。看板はネオン管でできているため球が当たったら割れてしまうので、バレンティン選手のバッティング練習のときには看板の近くに人が立っているそうですよ。

そして、ここからの眺め、とても素敵なんですよ!

画像9: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5
画像10: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

全てを見下ろすこの感覚、なんだかこの球場の支配者になった気がしてきます。空よ、雲よ、スタンドよ、グラウンドよ、お前たちはみんなみんな私のもの! そんなくだらない妄想をしているレポーターの横で、ゆるすぽ編集部が永渕場長に鋭い質問を投げかけていました。

「なんか、この球場、変なカーブを描いていますね。」

それに対して永渕場長は、「よくお気づきで!」と答えます。写真ではわかりづらいかもしれませんが、確かに外野席から内野席にかけて少し上がっていってまた下がっているようです。なぜそんな造りになったか、理由はわかっていないそうですが、それもいつも入ることのできないこのスーパーカラービジョン前のスペースに立つことができたから気づいたこと。あ、気づいたのは私ではありませんけどね(笑)。しかし、大好きな神宮球場のまだ知らないところをどんどん知っていきたい、という目的は少しずつ達成されていると感じます。

あ、そうそう、神宮球場名物といえば夕焼けがありますよね。季節や天候によりますが、ナイトゲームが始まって数十分経った頃から、三塁側・レフトスタンド後方の空が赤く染まっていきます。この夕焼けがなんとも言えない美しさなんですよね。私は一塁側内野の前の方の席に座っていることが多く、写真もスマートフォンで撮るだけなので、ネット越しにこのような夕焼けしか撮れませんが、それでも美しいというのはわかっていただけるでしょうか。

画像11: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5
画像12: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

いつもライトスタンドで観戦している方はご存知だと思いますが、ライトスタンドの高い位置からの方が、もっともっとパノラマで表情豊かな夕焼けが撮れるんですよね。永渕場長にも、オススメの撮影ポイントを教えていただきました。この位置から見る夕焼けは美しいそうですよ!

画像13: 三度の飯より神宮球場が大好き! #5

誰もいないスタンドを気持ちよく散歩しながら、次の場所へ移動します。ここまででもお腹いっぱいになるくらい神宮球場の魅力を感じてきましたが、まだあるとは! いよいよ次回、最終回です!

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