「三度の飯より野球が大好き!」そして「三度の飯より神宮球場が大好き!」な山本祐香がお送りする、神宮球場潜入レポート。なんと、神宮球場のトップ、永渕場長が直々に案内してくださるというサプライズ! 恐縮しつつも、このチャンスを逃さず気になることはどんどん聞いちゃおう、と永渕場長を質問攻めにしちゃいました。さてさて、前回はグラウンドやプレスルーム、ベンチ裏控室などをご紹介しましたが、今回はどこでしょうか。

ベンチ裏の控室の横にあるクネクネと入り組んだ通路を進んでいくと、階段が見えてきます。
この階段、どこにつながっていると思いますか。

永渕場長のあとについて上がっていくと…

画像2: 三度の飯より神宮球場が大好き! #3

ロッカールームが!!

前回の記事で書いた通り、プロ野球選手はクラブハウスから必要な荷物だけを持ってベンチ入りします。そのため、このロッカールームを使うことはないそうです。ですからここは、大学野球のためにあるロッカールーム。このときはベンチ裏の長い通路を通って辿り着きましたが、実は簡単にこのロッカールームに出入りできるドアがあります。それがこちら!

画像3: 三度の飯より神宮球場が大好き! #3

売店が並ぶ通路沿いにあるドアの一つに、ロッカールームと書いてあります。みなさんご存じかもしれませんが、私は注意力のない人間でして、全然周りを見て歩かないので9年間気づきませんでした(笑)。そういえば、大学野球を観戦したあと、この近くに人だかりができているんですよね。みなさん、選手が出てくるのを待っていたのですね。試合が終わるとすぐに球場をあとにする私は、その人だかりが何か確認してみたこともありませんでした(笑)。

永渕場長のお話では、斎藤佑樹投手が早稲田大学に在籍していた頃は、試合後に収集がつかないほどの人だかりができていて、ロープで通路を隔てていたそうです。さすがアマチュア野球の聖地、時代時代でスター選手はいますから、神宮球場はそんなスター選手を90年間見続けてきたのでしょうね。

ロッカールームは1塁側、3塁側それぞれ二つずつあります。上の写真では「1塁側 第1ロッカールーム」と書いてありますが、第2ロッカールームもあるということですね。第2ロッカールームは、なぜか第1より少し狭い作りになっていました。大学野球は一日に2試合あることが多く、全国大会などのときは4試合になることもあります。前の試合をやっている途中に次の試合のチームがやってきて準備をしますので、ロッカールームが一つだけだと足りないのですよね。そこで、第一試合のチームが第1ロッカールーム、第二試合のチームが第2、第三試合のチームが第1、第四試合のチームが第2、というように使っていくそうです。

この日、誰もいないロッカールームはとても綺麗に整頓されていましたが、妄想癖のある私には選手が見えていましたね(笑)。ここで準備して、おしゃべりして、気合い入れて、ベンチに向かって、最後は綺麗に片づけて帰っていく。ああ、青春!

そんな、自分にしか見えない選手たちにサヨナラを告げてロッカールームをあとにし、先ほどの写真のドアから通路に出ます。

試合が行われていないこの日は、当然ですが売店が全て閉まっていました。永渕場長が神宮球場の歴史をお話されているときに、目の前のお店のシャッターを指して説明を…ん!?

画像4: 三度の飯より神宮球場が大好き! #3

なんと、こんなところに神宮球場の昔の姿が描かれていたのですね! これは1931(昭和6)年の神宮球場。東都野球リーグ戦が始まった年です。この頃は今の神宮第2球場のところに相撲場があったのですって! 確かに隣に相撲場がありますね。これって他のお店のシャッターにも描かれているのでしょうか?

画像5: 三度の飯より神宮球場が大好き! #3

描かれている!! シャッターで神宮球場の歴史の移り変わりを見ることができるようになっているんですね! 大学野球の日は限られたお店しか営業していないので、シャッターが閉まっているお店の方が多く、なんとなく何かが描かれているなとは思っていました。しかし、先述の通り私は注意力のない人間なので、それが何かをじっくり見たことがなかったという…。とはいえ、プロ野球の日は全部のお店が営業しているのでシャッターを見ることはできませんし、このように全てのシャッターを眺められる機会はなかなかありません。

画像6: 三度の飯より神宮球場が大好き! #3

これは1926(大正15)年、竣功当時の神宮球場。アーケードなども全くなく殺風景な、公園にある野球場のようですよね。でも、90年前にこんなしっかりした野球場があったと思うと感動です。ここで東京六大学野球リーグ戦が始まったのですね。改めて、長い歴史を歩んできたのだなと感じます。

試合開催時はなかなか見られないとは思いますが、機会があったらぜひシャッターに描かれた若き頃の神宮球場をご覧ください!

さて、次回は試合中とても重要な役割をしている方々のいらっしゃるところへとお邪魔します。次回もお楽しみに!

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