いよいよ迎えた5月22日(日)、ロアッソ熊本のホームゲーム代替開催。私は、柏レイソルの試合運営担当 河原正明さんに当日の様子について伺ってみました。

「日立柏サッカー場では、前日の土曜日にレイソルの試合が入っていました。その試合が終わってから、まずレイソルの試合で使用した備品などをちゃんと片付けて、同時にロアッソさんにも翌日のための搬入など徐々に進めてもらいながら、日曜日の朝からはちゃんと準備できるようにしました。

飲食売店はさすがに熊本から来て出店するということは難しいので、基本的にいつもレイソルの試合のときに出店されている方々が、土曜日から2日連続で出店してくださいました。皆さん非常に快く引き受けてくださったので、すごくありがたかったですね。

ボランティアの方々は、いろんなところから応募された方々でした。レイソルだけでなく、大宮アルディージャや水戸ホーリーホックのボランティアさんなど、普段日立柏サッカー場で活動したことがない方も多かったんですが、事前に説明やレクチャーをする時間もなかった。そんな中、レイソルのボランティア部会には、非常に経験が長い方が何名かいたんです。

昔、Jリーグではオールスター戦をやっていました。実はその試合運営では、ボランティアも各クラブから集まっていたんです。そこでの経験と仕切りのノウハウを持っている人がいたので、当日来てくださった各クラブのベテランのボランティアさんと連携して、動いてくださいました」

当日は、約8,200人の観客を迎えての試合開催となりました。ロアッソや、試合相手だった水戸ホーリーホックのサポーターの皆さんはもちろん、レイソルのサポーターさんや全く別のクラブのサポーターさんも応援に訪れていました。

画像: レイソルやほかのクラブのユニフォームの上に、当日配布されたロアッソの赤いビブスを着て応援するサポーターの皆さん

レイソルやほかのクラブのユニフォームの上に、当日配布されたロアッソの赤いビブスを着て応援するサポーターの皆さん

「試合前にピッチを一周したときに、ほんとに多くの方々がいらっしゃってるなと思いました。2重3重にクラブのユニフォームを着ている方もいたりして。やはりプレッシャーはありました。この試合は日本中のサッカーファン、サッカー関係者が注目している。

そして何より、何かあったときの責任者はレイソルではなくて主管クラブであるロアッソになるので、そういった意味では自分たちの試合以上に緊張しました。『使っていただく』という立場でしたので、自分たちの至らないところがあって試合がうまくいかないということがないように、しっかり下支えができるように努めました」

画像: いよいよ迎えた試合開始の時。ロアッソのスターティングメンバー

いよいよ迎えた試合開始の時。ロアッソのスターティングメンバー

「JFA(日本サッカー協会)の田嶋幸三会長(熊本県出身)も来られ、募金の呼び掛けをしていらっしゃいました。僕はその現場は少ししか見られませんでしたが、ほかの人から5時間ずっと立ちっぱなしで募金活動をしていらっしゃったと聞いて、その行動には感銘を受けました」

画像: 募金活動をするJFA・田嶋会長。募金をした方に、ロアッソの赤い応援ビブスが配られた

募金活動をするJFA・田嶋会長。募金をした方に、ロアッソの赤い応援ビブスが配られた

この日、ロアッソの試合運営担当の川﨑学さんとも協力し合いながら、大きなトラブルはなく、試合を終えることができました。

「ホッとしたというのが正直なところでした。毎回ホッとするんです、試合運営をすると。今回は特に、自分たちも『やるべきことがやれた』かなという思いがありましたので…」

試合当日までの様子を、何か特別なことを話す感じでもなく、丁寧に一つひとつ答えてくださる河原さん。『やるべきことがやれた』とおっしゃったのは、過去にレイソルも同じように助けてもらった経験があったからでした。 <続く>

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